企画書は、A4サイズ1枚が理想です。
完結でわかりやすく、要点だけまとめることが大切です。
限られたスペースですが、だからこそ、発想力が生まれます。
制限があると「何とかしたい」と必死になるため、底力が発揮しやすくなります。
漫画家は、締め切りからアイデアが生まれると言われますが、仕事でも同じです。
「A4サイズ1枚」という限られたスペースだから、素晴らしい企画が生まれます。
何十枚もある企画書が丁寧というわけではありません。
1枚でまとまった企画書のほうが、工夫が施され、丁寧です。
しかし、企画の概要が複雑で、どうしてもA4サイズ1枚にまとめられないときがあるでしょう。
A4サイズ1枚でまとめられない企画は、そもそもうまくいかないと考えるのが妥当です。
それほど難解で複雑な企画は、出来がよくても、消費者は歓迎しないでしょう。
懸命に考えた企画は、見てもらいたい気持ちも強くなりますが、くどくなってはNGです。
上司は忙しいため、企画書の枚数が多ければ多いほど、じっくり見てくれなくなります。
不要な部分を削ったり短くしたりして、A4サイズ1枚にまとめる工夫をしましょう。
簡潔でわかりやすい企画は、年齢・性別・国籍を問わず、幅広く受け入れられます。
たとえ不採用でも、A4サイズ1枚にまとめた努力は評価してくれるはずです。