同棲中、倦怠期がやってくることがあります。
同棲を始めて数カ月経つころから増え始める現象です。
お互いの価値観や生活習慣もわかり、それなりに2人で生活を営んでいけるようになります。
生ぬるいお湯に浸かって、ぼうっとしているような感覚です。
最初は刺激的だった同棲がすっかり平凡になります。
2人の関係に惰性が生まれると、将来も不安になるでしょう。
倦怠期になれば、2人の関係は冷めたかのように思えるかもしれません。
破局に向かって一直線であるかのように感じるかもしれません。
しかし、ここで諦めてはいけません。
同棲中の倦怠期は、よくある現象です。
同棲がある程度続けば、お互いの価値観や生活習慣がわかって、2人ともすっかり安心します。
ポジティブな見方をすれば「警戒心も恐怖心もなくなって、2人の関係が安定している状態」とも言えます。
理想的な状態ではありませんが、悪い状態とも言い切れないのです。
倦怠期がやってきたから別れるしかないと思うのは誤解です。
別れる必要もなければ、結婚を諦める必要もありません。
世の中には、同棲の倦怠期を乗り越えて、幸せに結婚できたカップルも大勢います。
倦怠期がやってきたら、その後の行動が大切です。
2人の関係に少しでも刺激がよみがえるよう、行動パターンを変えてみましょう。
積極的に変化を作って新鮮な刺激を増やせば、時間はかかっても、倦怠期を乗り越えられます。
そこで別れて終わりになるか、乗り越えて結婚できるかは、2人次第。
同棲中の倦怠期は、2人に与えられた試練なのです。