公開日:2016年7月22日
執筆者:水口貴博

同棲で部屋探しをするときの30のポイント

  • 実現させたい同棲をイメージすることは、
    部屋探しの第一歩。
同棲で部屋探しをするときの30のポイント

実現させたい同棲をイメージすることは、部屋探しの第一歩。

部屋探しの最初の仕事は「イメージ」です。
同棲で部屋探しをするなら、まず実現させたい同棲をしっかりイメージしましょう。
イメージするだけでいいのです。

同棲する部屋の間取りは「2K以上」が基本。
理想は「2LDK」。

同棲の部屋探しでは、どんな間取りが適切でしょうか。
もちろん2人の好みや事情によって、ベストな間取りは異なります。
経済的な事情で家賃の高いところに住めないカップルもいるでしょう。

安易な理由でワンルームを選ばない。
ワンルームでの同棲は、理想と現実にギャップがある。

「常にパートナーと一緒にいたい」
「同じ部屋で暮らすほうが、ラブラブを維持しやすいだろう」
「毎日寝顔を見ることができて幸せ」

同棲での家賃の目安とは。

同棲での賃貸物件を選ぶ際、家賃の目安を意識しましょう。
一般的に家賃の目安は「収入の3分の1」といわれています。
2人で家賃を出し合うなら、2人の合計収入で考えることになります。

部屋探しの3大ポイント。
家賃、場所、間取り。

部屋探しでは、どこから確認していけばいいのでしょうか。
どんな部屋探しであっても、最低限の準備として、あらかじめ決めておきたいポイントが3つあります。
「家賃」「場所」「間取り」です。

ずかずか希望を主張するより、譲り合うことも大切。

部屋探しでは、2人で希望を話し合うことが大切です。
自分の希望を伝えるのはいいですが、主張しすぎないように気をつけてください。
最初は普通に希望を言っているつもりでも、途中から欲が強くなり、わがままに変わる場合があります。

パートナーの「任せるよ」という一言を過信しないこと。

同棲の部屋探しは、2人で考えることが大切です。
自分の希望や都合だけで決めるのではなく、パートナーの希望や都合も考えたうえで決めることが大切です。
希望や都合を聞き出して、2人が納得したうえで決めます。

結婚するまでの仮の住まいか。
結婚してからも住み続ける住まいか。

同棲の部屋探しの前提として、考えておきたいことがあります。
「結婚するまでの仮の住まいか。結婚してからも住み続ける住まいか」という点です。
結婚を考えるのは早すぎると思うかもしれませんが、誤解です。

部屋の希望条件は、口頭だけで伝えないこと。

部屋探しの際、2人分の希望条件を考えていると、頭の中が混乱してきます。
きちんと覚えているつもりでも、うっかり忘れてしまうこともあるでしょう。
間取りのイメージも、口頭だけではうまく伝わらないことがあります。

一人暮らし用の部屋に黙って同棲するのは、契約違反。

部屋探しでは「ある条件」を確認しましょう。
確認したい条件とは「一人暮らし用でないか」という点です。
一人暮らし用の部屋に黙って同棲するのは、契約違反です。

譲れない条件は、本当に重要なものに限る。
必要最小限にしておくのが無難。

部屋探しの際、譲れない条件があれば、確認しておきましょう。
「どうしても駅から5分以内がいい」という人もいるでしょう。
「ユニットバスだけはやめてほしい」という人もいるでしょう。

なぜ不動産屋は、同棲を嫌がるのか。

実のところ不動産屋は、同棲をあまり喜ばない傾向があります。
どちらかというと、嫌がられるほうが多いでしょう。
「同棲で部屋を探しています」と言ったとたん、不動産屋の表情や態度が急変することも少なくありません。

同棲を嫌がる不動産屋を安心させる7つの対策。

一般的に不動産屋は、同棲を嫌がる傾向があります。
同棲の場合「短期間で退去されやすい」「家賃の滞納トラブルも発生しやすい」などの理由があるためです。
不動産屋も商売です。

同棲の部屋探しでは、インターネットが欠かせない。

同棲で部屋を探すなら、インターネットを活用しましょう。
いきなり不動産屋を訪ねるのもいいですが、デメリットに悩まされることがあります。
一般的に不動産屋は、同棲を嫌がる傾向があります。

不明点に悩んだら、すぐ問い合わせる。

インターネットで物件を探していると、不明点を見つけることがあります。
「間取りがはっきりしない」
「意味のわからない文言がある」

不動産屋に行くなら、前もって希望条件を話し合っておこう。

不動産屋に行くなら、前もって話し合って決めておきたいことがあります。
希望条件についてです。
不動産屋に行くと、担当者から「どんな部屋をお探しですか」と聞かれます。

実家の近くで同棲をするときの思わぬ落とし穴。

親が同棲を許可する条件として「実家の近くに住むこと」と指示をされることがあります。
わが子が同棲するなら、少しでも近くで暮らしてほしいと思うもの。
もしくは「実家から近いほうが便利で安心」と考え、選ぶこともあるかもしれません。

見栄を張って、新築やデザインにこだわるのは危険。

同棲の部屋探しは、うきうきした気分になるでしょう。
心が弾んだ状態で部屋を探そうとすると、どんどん夢が膨らみます。
同棲への憧れが強いと、きらきらした印象のためか「新築」や「デザイン」に注意が向く傾向があります。

家賃が低くても、最低限のセキュリティーは必要。
セキュリティーの5つの最低条件。

同棲の部屋探しでは、セキュリティーにも注目しましょう。
同棲は、男女が2人で暮らすことになります。
一人暮らしのときとは違い、同棲は「2人で暮らすから安心」と思って油断しがちです。

今後増えそうな所有物があるなら、特殊な部屋の選び方が必要になる。

部屋選びの際、見落としがちな点の1つが「所有物」です。
現在の所有物ではありません。
今後増えそうな所有物です。

実家で同棲をするときのメリットとデメリット。

同棲の部屋探しでは、実家を検討する人もいるでしょう。
男性側の実家、もしくは女性側の実家です。
もちろん選択肢としては、ありです。

同棲は、個室さえあればいいわけではない。
シェアハウスに陥りやすい間取りとは。

同棲の部屋探しでは、ワンルームや1Kに注意しましょう。
常に一緒にいられますが、実際はストレスの多い生活になるはずです。
部屋が1つしかないと、プライバシーがなくなり、音や動きでお互いの生活が妨げられます。

できるだけリビングが南向きの部屋を選ぼう。

2人が楽しく語り合う場所としては、リビングです。
リビングは、2人が一番顔を合わせる部屋。
テレビやソファーが置いてあり、2人で過ごす時間が長い部屋でもあります。

不動産屋は、複数回ってもいい。
小さな不動産屋で、奇跡の物件が見つかる可能性もある。

部屋探しの際、1カ所の不動産屋だけで完結させるのは注意が必要です。
体力と時間に余裕があれば、複数の不動産屋を回ってみるのも悪くありません。
もちろん賃貸情報が重複する可能性はあります。

担当者に車で部屋まで連れて行ってもらうときの注意点。

不動産会社で部屋を決める前、担当者が部屋まで車で連れて行ってくれるのが一般的です。
実際の部屋を見ないで契約するのは危険です。
部屋のある場所まで行き、間取りや雰囲気などを確かめます。

物件情報だけで選ぶのは、失敗をしに行くようなもの。
現地確認は、例外なく必要。

現地確認は必要です。
物件情報だけで、物件の良しあしの判断はよくありません。
物件の紹介資料に詳しい情報が豊富に掲載されていると、それだけで確認を満足しがちです。

賃貸物件は、親にも確認してもらおう。

不動産屋の説明は、メリットが中心になると考えてください。
不動産屋は、物件の契約を1つでも多く取ることが仕事です。
そのため、契約が取れるよう都合のよい話を中心に進め、不都合な話は避けたがる傾向があります。

部屋の条件だけでは不十分。
周囲の環境にも目を向ける。

部屋探しのとき、部屋の条件ばかりに注意が向きがちです。
たとえば、部屋の広さ・間取り・日当たりなどです。
どれも住み心地に関係する大切なポイントです。

休憩が、部屋探しの余裕とチャンスをもたらす。

物件探しは、集中力を要します。
さまざまな条件を考慮しながら、最大限の想像力を働かせて、住み心地をイメージします。
しかも同棲は、2人分の条件で探すことになります。

なかなかいい部屋が見つからないときこそ正念場。
最後まで諦めない。

同棲の部屋探しに苦労することがあります。
2人の条件に合った部屋探しは、一人暮らしの部屋探しより苦労するでしょう。
自分の都合だけでは決められず、パートナーの都合も考えなければいけません。

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