同棲によくある悩みとして「パートナーが家事を嫌がること」があります。
同棲生活は、2人の協力の上に成り立っています。
やる気が起きなくても、ルールはルール。
2人で決めた役割分担は、好き嫌いに関係なく、取り組まなければいけません。
もともと家事が好きな人ならスムーズですが、なかなか家事が苦手でおっくうな人もいるでしょう。
パートナーがなかなか家事に取り組んでくれず、困っている人も多いのではないでしょうか。
そこで、パートナーが家事を嫌がったとき、行動を促す工夫が3つあります。
次の方法を使えば、パートナーのモチベーションを上げることができるでしょう。
2人が別々のタイミングで家事をするのはおっくうでも、同時のタイミングなら動きやすくなるでしょう。
たとえば「自分は洗濯をして、パートナーは掃除をする」といった具合です。
「今から一緒に頑張ろう」というかけ声で一緒に動き出せば、パートナーの心理的負担も小さくなります。
同時に家事を始めるなら、心理的な抵抗が小さくなり、動きやすくなるでしょう。
パートナーが少しでも家事をしてくれれば、たっぷり褒めましょう。
不十分な点があっても、目をつぶり、大げさに褒めることが大切です。
褒めて、褒めて、褒めまくる。
料理がおいしければ「すごくおいしい。幸せ!」と言葉に出して褒める。
掃除ができていれば「きれいになったね。ありがとう!」と言葉に出して褒める。
褒めると、パートナーは快感を覚え、家事をするのが楽しくなるはずです。
自分から家事をしたくなる気持ちを高めることもできる。
労をねぎらうことは、信頼関係の向上にもつながります。
家事をしなかったときの罰則を作るのも、1つの工夫です。
ポジティブな方法ではありませんが、行動を促す工夫として一定の効果はあるでしょう。
罰金も悪くありませんが、少々露骨なので、罰則の設定方法には注意が必要です。
上手に罰則を設定するなら「かわいい罰則」にしておくのがポイントです。
たとえば「家事をサボれば30分間のマッサージ」といったかわいい内容なら、穏便に受け入れてもらえるでしょう。
「買い物を手伝ってもらう」「車のガソリンを入れてきてもらう」などの罰則も、好みに応じて許容範囲です。