執筆者:水口貴博

傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

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別れ話は、涙を流しながら話し合ったほうがいいのか。

別れ話は、涙を流しながら話し合ったほうがいいのか。 | 傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

「別れ話で涙を流せば、説得力が増すのではないか」

女性の中には、涙の力を利用しようと考える人もいるかもしれません。

たしかに「涙は女の武器」と言われます。

男は女の涙に弱い。

「女の涙は銃より強い」とも言われます。

涙を流しながら訴えれば、男は言い返しにくくなり、別れ話もうまくいくのではないかと思うでしょう。

映画やドラマの別れのシーンでも、涙を流すのが定番です。

女性の中には、もともと涙もろい人もいるでしょう。

しかし、いくら涙が女の武器とはいえ、涙を流しながら話し合うのはやめたほうがいい。

感情的になり、冷静な話し合いができなくなるからです。

別れ話は、感情的ではなく理性的になって話し合うものです。

落ち着いて事情を話して、相手に納得してもらわなければなりません。

そのためには、余計な涙は不要です。

涙を流し始めると、自分も相手も動揺が大きくなり、冷静な話し合いが難しくなります。

別れを切り出された側が泣くのはまだ仕方ありませんが、別れを切り出す側は涙を見せないほうがいい。

むしろ涙を見せずに話したほうが、堂々とした印象があり、説得力も強くなります。

淡々と話す様子は「別れの決意が固まっている」という暗黙のメッセージになります。

どうしても我慢できないときは仕方ありませんが、別れ話では、できるだけお互い涙を見せないほうが賢明です。

傷つけない振り方・別れ方のポイント(14)
  • 別れ話で、涙は控える。
不器用だから努力をしないのは違う。
不器用であっても、努力は必要。

傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

  1. 独身を貫くと決めているなら、早めに伝えておくのが賢明。
  2. 別れ話の前は、いくら迷ってもいい。
    ただし別れ話を切り出す場面になれば、もう迷ってはいけない。
  3. すべてを一度に進めようとしない。
    できることから少しずつ始めよう。
  4. 参考にしたいのは、相手の過去の別れ。
  5. 別れた後の未来は、本当に明るいのか。
  6. 交際の評価は、最後までわからない。
  7. 面接の練習はするのに、なぜ別れ話の練習はしないのだろう。
  8. 別れ話で別れる方法と自然消滅で別れる方法。
    別れるなら、どちらがよいのか。
  9. 別れ話を切り出すときに注意したい姿勢。
  10. 恋人と別れるためには、喧嘩が必要なのか。
  11. 相手を傷つけたくなければ「自分が悪い」という理由にしておくのが無難。
  12. 「好きかわからなくなった」という言い方は要注意。
  13. 相手がしつこい性格なら「ほかに好きな人ができた」という理由には注意する。
  14. 別れ話は、涙を流しながら話し合ったほうがいいのか。
  15. 不器用だから努力をしないのは違う。
    不器用であっても、努力は必要。
  16. けなしながら別れようとすると、こじれる。
    褒めながら別れようとすると、うまくいく。
  17. 傷つけまいとして別れ話を切り出さない人が、一番嫌われる。
  18. 体験談やマニュアルから得られるのは、正解ではなく、ヒント。
  19. 別れ話がこじれやすい3つの言葉。
    「いつも」「必ず」「絶対」。
  20. かっこいい失恋をしたければ「自分は悪者でもかまわない」と思うのがコツ。
  21. すべて言いたくても、すべて言ってはいけない。
  22. 別れ話を切り出したとき、取り乱す相手を見下さない。
  23. ひどい別れ方をして苦しむのは、相手だけではない。
    自分も苦しむ。
  24. 最も無難な別れの理由。
  25. 「別れた後、誰かと付き合うのか」と聞かれたときのベストアンサー。
  26. いらいらした瞬間こそ、別れ方を決める大切な場面。
  27. 別れの締めくくりは「さようなら」より「またね」。
  28. 別れ話を切り出させるように仕向けるのは、ありか。
  29. 別れた理由は、むやみに言いふらさない。
  30. 付き合ってすぐ別れることも、あっていい。

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