別れ話のとき、感情的になるのはよくありません。
怒鳴ったり、泣き叫んだり、暴れたりするのでは、きちんとした話し合いは不可能。
周りに人がいれば、驚かせ、相手に恥をかかせてしまうでしょう。
物を壊すようなことがあれば、弁償や責任などの問題も発生します。
オーバーなリアクションは、落ち着いた話し合いの妨げになります。
別れ話では、まず落ち着いた状態を心がけて話すことが大切です。
切迫した場面でなかなか難しいかもしれませんが、できるだけ平常心を心がけます。
ただし、感情的になるのはいけませんが、例外があります。
涙を見せるだけならOKです。
もちろん泣き叫びながら流す涙ではなく、あくまで静かにぽろりと流す涙です。
相手を引き止めるとき、涙が有効に働くことがあります。
涙は、気持ちの塊。
落ち着いて話しつつも、目から涙がこぼれていると、相手はあなたの本気を感じ取ってくれるでしょう。
涙は説得力を高める武器になります。
泣くのは女性だけと思われがちですが、男性でも泣くことが効果的な場合があります。
多くの言葉より、1粒の涙のほうが、強い説得力を発揮することがあります。
涙を使って引き止めるのは反則と思うかもしれませんが、誤解です。
いざとなったときに涙を見せるのは、まっとうな方法です。
使える手段は、惜しみなく使っておくほうがいい。
感極まったときは、感情的になるのではなく、静かに涙だけ流す。
相手は、涙を流すあなたを見て、ハンカチを差し出してくれるでしょう。