執筆者:水口貴博

傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

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「好きかわからなくなった」という言い方は要注意。

「好きかわからなくなった」という言い方は要注意。 | 傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

「好きかわからなくなった」

別れ話を切り出すときに、よく聞かれる言葉の1つです。

特に相手を傷つけたくない気持ちが強いとき、自然に浮かびやすい言葉でしょう。

とげのない言い方なので、相手を傷つけることなく別れをうまく表現できると思うかもしれません。

しかし、この一言には要注意です。

「好きかわからなくなった」という言い方は、別れたい意味がスムーズに伝わるとは限らないからです。

「昔のような状態に戻りたい」という意味として受け止めるかもしれません。

「少し冷却期間をおきたい」という意味に受け止めることもあるでしょう。

「好きかわからなくなった」という言い方は、意図が曖昧なので誤解を招きやすい。

別れの意味なのか、仲直りの意味なのか、冷却期間を置きたい意味なのかはっきりしません。

たとえ別れの意味が伝わったとしても、考えが固まっていない様子もうかがえます。

相手は「まだやり直しができる」と思い、引き止めてくるでしょう。

「好きかわからなくなった」と濁すくらいなら「好きな気持ちがなくなった」とはっきり言うほうが、まだわかりやすい。

「会いたい気持ちがなくなった」「愛情を注げなくなった」「恋愛感情が冷めた」などの言葉もOKです。

「もう恋が終わったので別れたい」という意味が伝わる言葉を使って、別れ話を切り出しましょう。

傷つけない振り方・別れ方のポイント(12)
  • 「好きかわからなくなった」という言い方は、できるだけ避ける。
相手がしつこい性格なら「ほかに好きな人ができた」という理由には注意する。

傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

  1. 独身を貫くと決めているなら、早めに伝えておくのが賢明。
  2. 別れ話の前は、いくら迷ってもいい。
    ただし別れ話を切り出す場面になれば、もう迷ってはいけない。
  3. すべてを一度に進めようとしない。
    できることから少しずつ始めよう。
  4. 参考にしたいのは、相手の過去の別れ。
  5. 別れた後の未来は、本当に明るいのか。
  6. 交際の評価は、最後までわからない。
  7. 面接の練習はするのに、なぜ別れ話の練習はしないのだろう。
  8. 別れ話で別れる方法と自然消滅で別れる方法。
    別れるなら、どちらがよいのか。
  9. 別れ話を切り出すときに注意したい姿勢。
  10. 恋人と別れるためには、喧嘩が必要なのか。
  11. 相手を傷つけたくなければ「自分が悪い」という理由にしておくのが無難。
  12. 「好きかわからなくなった」という言い方は要注意。
  13. 相手がしつこい性格なら「ほかに好きな人ができた」という理由には注意する。
  14. 別れ話は、涙を流しながら話し合ったほうがいいのか。
  15. 不器用だから努力をしないのは違う。
    不器用であっても、努力は必要。
  16. けなしながら別れようとすると、こじれる。
    褒めながら別れようとすると、うまくいく。
  17. 傷つけまいとして別れ話を切り出さない人が、一番嫌われる。
  18. 体験談やマニュアルから得られるのは、正解ではなく、ヒント。
  19. 別れ話がこじれやすい3つの言葉。
    「いつも」「必ず」「絶対」。
  20. かっこいい失恋をしたければ「自分は悪者でもかまわない」と思うのがコツ。
  21. すべて言いたくても、すべて言ってはいけない。
  22. 別れ話を切り出したとき、取り乱す相手を見下さない。
  23. ひどい別れ方をして苦しむのは、相手だけではない。
    自分も苦しむ。
  24. 最も無難な別れの理由。
  25. 「別れた後、誰かと付き合うのか」と聞かれたときのベストアンサー。
  26. いらいらした瞬間こそ、別れ方を決める大切な場面。
  27. 別れの締めくくりは「さようなら」より「またね」。
  28. 別れ話を切り出させるように仕向けるのは、ありか。
  29. 別れた理由は、むやみに言いふらさない。
  30. 付き合ってすぐ別れることも、あっていい。

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