執筆者:水口貴博

傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

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別れの締めくくりは「さようなら」より「またね」。

別れの締めくくりは「さようなら」より「またね」。 | 傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

別れの場面では「さようなら」という言葉が聞かれます。

お別れするときの、代表的な言葉。

別れの意味を強調するときに使われる言葉です。

交際を解消するときも、最後は「さようなら」という言葉で締めくくることが多いのではないでしょうか。

しかし「さようなら」という言葉で締めくくると、素っ気なく聞こえませんか。

冷淡で、寂しく、無味乾燥です。

「本当に別れる」「もう二度と会うことはない」などのニュアンスを感じます。

言うほうも言われるほうも、別れの後、冷たく寂しい余韻が残るでしょう。

友人関係に戻るなら、別れても人間関係が続きます。

たとえ縁を切って別れるとしても、いつかどこかでばったり会うかもしれません。

もちろん復縁する可能性もゼロではありません。

先の人生はどうなるかわかりません。

人生は、さまざまな可能性に満ちています。

ですから別れの締めくくりは「さようなら」より「またね」と言ったほうがいい。

「またね」という言葉のほうが、未来志向で明るい印象があります。

「別れてからもお互い頑張ろう」「再び会える日までに大きく成長しよう」など、前向きな気持ちが感じられます。

再会できるかどうかにかかわらず、別れは明るい言葉で締めくくりましょう。

明るく締めくくるほうが、別れた後、気持ちよく次のステップに進めます。

傷つけない振り方・別れ方のポイント(27)
  • 別れは「さようなら」より「またね」という言葉で締めくくる。
別れ話を切り出させるように仕向けるのは、ありか。

傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

  1. 独身を貫くと決めているなら、早めに伝えておくのが賢明。
  2. 別れ話の前は、いくら迷ってもいい。
    ただし別れ話を切り出す場面になれば、もう迷ってはいけない。
  3. すべてを一度に進めようとしない。
    できることから少しずつ始めよう。
  4. 参考にしたいのは、相手の過去の別れ。
  5. 別れた後の未来は、本当に明るいのか。
  6. 交際の評価は、最後までわからない。
  7. 面接の練習はするのに、なぜ別れ話の練習はしないのだろう。
  8. 別れ話で別れる方法と自然消滅で別れる方法。
    別れるなら、どちらがよいのか。
  9. 別れ話を切り出すときに注意したい姿勢。
  10. 恋人と別れるためには、喧嘩が必要なのか。
  11. 相手を傷つけたくなければ「自分が悪い」という理由にしておくのが無難。
  12. 「好きかわからなくなった」という言い方は要注意。
  13. 相手がしつこい性格なら「ほかに好きな人ができた」という理由には注意する。
  14. 別れ話は、涙を流しながら話し合ったほうがいいのか。
  15. 不器用だから努力をしないのは違う。
    不器用であっても、努力は必要。
  16. けなしながら別れようとすると、こじれる。
    褒めながら別れようとすると、うまくいく。
  17. 傷つけまいとして別れ話を切り出さない人が、一番嫌われる。
  18. 体験談やマニュアルから得られるのは、正解ではなく、ヒント。
  19. 別れ話がこじれやすい3つの言葉。
    「いつも」「必ず」「絶対」。
  20. かっこいい失恋をしたければ「自分は悪者でもかまわない」と思うのがコツ。
  21. すべて言いたくても、すべて言ってはいけない。
  22. 別れ話を切り出したとき、取り乱す相手を見下さない。
  23. ひどい別れ方をして苦しむのは、相手だけではない。
    自分も苦しむ。
  24. 最も無難な別れの理由。
  25. 「別れた後、誰かと付き合うのか」と聞かれたときのベストアンサー。
  26. いらいらした瞬間こそ、別れ方を決める大切な場面。
  27. 別れの締めくくりは「さようなら」より「またね」。
  28. 別れ話を切り出させるように仕向けるのは、ありか。
  29. 別れた理由は、むやみに言いふらさない。
  30. 付き合ってすぐ別れることも、あっていい。

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