恋人と別れた後、周りの人から聞かれるのが、別れた理由です。
「仲良くしていたのに、何があったの? なぜ別れたの?」
別れの理由を聞かれるのは、ごく自然な流れでしょう。
「人の不幸は蜜の味」と言います。
相手も別れ話には興味を引かれ、がつがつ聞いてくるでしょう。
「もう別れたのだから、別に言ってもいいかな」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。
別れたことを話すのはいいのですが、別れた理由は、むやみに言いふらさないほうが賢明です。
別れた理由が何であれ、こうした話は周りに伝わるのが早い。
別れた理由を人に話すのは、相手のプライバシーをばらしているのと同じです。
元恋人のところまで話が伝われば「よくも言ったな」「プライバシーの侵害だ」と恨まれる可能性があります。
せっかくいい別れ方ができても、別れた後に揉めやすいのです。
気にしない人もいるかもしれませんが、気にする人も大勢います。
ましてや別れた理由は、デリケートな内容です。
喜んで公にしたい人は少数でしょう。
もし別れた理由を聞かれたら、曖昧にぼかすのが得策です。
「まあまあ、いろいろあってね」
「付き合っていると、それなりにあるでしょう」
ぼかして話したくない様子を見せれば、相手もそれ以上は追求してこないでしょう。
どうしても理由を話す場合は「性格の不一致」「価値観の違い」など、抽象的な言い方でぼかすのが賢明です。
具体的に理由を話すのは、プライバシーの問題があるため、避けるようにしましょう。