執筆者:水口貴博

傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

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交際の評価は、最後までわからない。

交際の評価は、最後までわからない。 | 傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

交際の評価がわかるのは、いつでしょうか。

普通に考えれば、付き合っている最中だと思いがちです。

どこにデートをしたか、いかに深く愛し合ったか、どれだけたくさん思い出を作ったか。

たしかにどれも交際の印象を決めるポイントの1つでしょう。

付き合っているときの時間が充実していればいるほど、素晴らしい交際になると思われがちです。

しかし、ある場面がダメになると、すべて台無しです。

それは、別れ方です。

交際の評価は、最後までわかりません。

今まで「最高の交際」と思っていても、別れ方が悪ければ「最悪の交際」に変わります。

たとえば、別れ話のとき「二度と顔を見たくない」「プレゼントしたものすべて返せ」などの言い争いがあったとします。

今までのすてきな思い出に傷をつけることになるでしょう。

今までの好印象が、悪印象へと一転するでしょう。

どんなに素晴らしい交際も、別れ方が悪ければ台無しです。

別れ方が悪ければ、今までの印象や評価が180度変わります。

ですから、別れの瞬間を大切にしてください。

別れ方こそ、交際の印象を決める、最も重要な瞬間です。

別れ際だからこそ乱暴な態度になるのではありません。

別れ際だからこそ、いっそう丁寧な態度を心がけることが大切です。

別れ方が美しければ、少しくらい付き合いに不満があっても「素晴らしい交際だった」と呼べるようになるでしょう。

傷つけない振り方・別れ方のポイント(6)
  • いい別れ方を意識して「素晴らしい交際だった」と呼べるようにする。
面接の練習はするのに、なぜ別れ話の練習はしないのだろう。

傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

  1. 独身を貫くと決めているなら、早めに伝えておくのが賢明。
  2. 別れ話の前は、いくら迷ってもいい。
    ただし別れ話を切り出す場面になれば、もう迷ってはいけない。
  3. すべてを一度に進めようとしない。
    できることから少しずつ始めよう。
  4. 参考にしたいのは、相手の過去の別れ。
  5. 別れた後の未来は、本当に明るいのか。
  6. 交際の評価は、最後までわからない。
  7. 面接の練習はするのに、なぜ別れ話の練習はしないのだろう。
  8. 別れ話で別れる方法と自然消滅で別れる方法。
    別れるなら、どちらがよいのか。
  9. 別れ話を切り出すときに注意したい姿勢。
  10. 恋人と別れるためには、喧嘩が必要なのか。
  11. 相手を傷つけたくなければ「自分が悪い」という理由にしておくのが無難。
  12. 「好きかわからなくなった」という言い方は要注意。
  13. 相手がしつこい性格なら「ほかに好きな人ができた」という理由には注意する。
  14. 別れ話は、涙を流しながら話し合ったほうがいいのか。
  15. 不器用だから努力をしないのは違う。
    不器用であっても、努力は必要。
  16. けなしながら別れようとすると、こじれる。
    褒めながら別れようとすると、うまくいく。
  17. 傷つけまいとして別れ話を切り出さない人が、一番嫌われる。
  18. 体験談やマニュアルから得られるのは、正解ではなく、ヒント。
  19. 別れ話がこじれやすい3つの言葉。
    「いつも」「必ず」「絶対」。
  20. かっこいい失恋をしたければ「自分は悪者でもかまわない」と思うのがコツ。
  21. すべて言いたくても、すべて言ってはいけない。
  22. 別れ話を切り出したとき、取り乱す相手を見下さない。
  23. ひどい別れ方をして苦しむのは、相手だけではない。
    自分も苦しむ。
  24. 最も無難な別れの理由。
  25. 「別れた後、誰かと付き合うのか」と聞かれたときのベストアンサー。
  26. いらいらした瞬間こそ、別れ方を決める大切な場面。
  27. 別れの締めくくりは「さようなら」より「またね」。
  28. 別れ話を切り出させるように仕向けるのは、ありか。
  29. 別れた理由は、むやみに言いふらさない。
  30. 付き合ってすぐ別れることも、あっていい。

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