執筆者:水口貴博

傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

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相手を傷つけたくなければ「自分が悪い」という理由にしておくのが無難。

相手を傷つけたくなければ「自分が悪い」という理由にしておくのが無難。 | 傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

相手を傷つけずに別れるためには、別れる理由が大切です。

基本的に別れる理由は正直でいいのですが「傷つけないこと」を優先して考えるなら、配慮も必要です。

愚痴や不満を言いたくても、がつがつ言うのは控えたほうがいいでしょう。

誰でも自分を悪く言われると、嫌な気持ちになります。

実際は相手に原因があっても、責めたり怒ったりすると、トラブルを招きやすくなります。

相手の気分をひどく害してしまうと、報復やストーカーに発展する可能性があります。

では、どう言えばいいか。

相手を傷つけたくなければ「自分が悪い」という理由にしておくのが無難です。

「自分の愛情が足りなかった。ごめんなさい」

「自分に余裕がなくて、あなたを幸せにできなかった」

「私が未熟だったね。期待に応えられなくてごめんね」

あくまで「自分が悪い」ということにしておけば、相手を傷つけずに済みます。

途中で言い分を曲げず「あくまで自分がいけない」というニュアンスを貫きます。

自分にとっては不本意かもしれませんが、相手を傷つけないなら、寛大になることも必要です。

「ここは自分が大人になる場面」と言い聞かせると、心の器が広がるでしょう。

「相手のせいではなく、自分のせいで別れる」

相手を傷つけない別れ方をするときの、欠かせない基本です。

傷つけない振り方・別れ方のポイント(11)
  • 別れる理由は「自分が悪い」ということにしておく。
「好きかわからなくなった」という言い方は要注意。

傷つけない振り方・別れ方の30のポイント

  1. 独身を貫くと決めているなら、早めに伝えておくのが賢明。
  2. 別れ話の前は、いくら迷ってもいい。
    ただし別れ話を切り出す場面になれば、もう迷ってはいけない。
  3. すべてを一度に進めようとしない。
    できることから少しずつ始めよう。
  4. 参考にしたいのは、相手の過去の別れ。
  5. 別れた後の未来は、本当に明るいのか。
  6. 交際の評価は、最後までわからない。
  7. 面接の練習はするのに、なぜ別れ話の練習はしないのだろう。
  8. 別れ話で別れる方法と自然消滅で別れる方法。
    別れるなら、どちらがよいのか。
  9. 別れ話を切り出すときに注意したい姿勢。
  10. 恋人と別れるためには、喧嘩が必要なのか。
  11. 相手を傷つけたくなければ「自分が悪い」という理由にしておくのが無難。
  12. 「好きかわからなくなった」という言い方は要注意。
  13. 相手がしつこい性格なら「ほかに好きな人ができた」という理由には注意する。
  14. 別れ話は、涙を流しながら話し合ったほうがいいのか。
  15. 不器用だから努力をしないのは違う。
    不器用であっても、努力は必要。
  16. けなしながら別れようとすると、こじれる。
    褒めながら別れようとすると、うまくいく。
  17. 傷つけまいとして別れ話を切り出さない人が、一番嫌われる。
  18. 体験談やマニュアルから得られるのは、正解ではなく、ヒント。
  19. 別れ話がこじれやすい3つの言葉。
    「いつも」「必ず」「絶対」。
  20. かっこいい失恋をしたければ「自分は悪者でもかまわない」と思うのがコツ。
  21. すべて言いたくても、すべて言ってはいけない。
  22. 別れ話を切り出したとき、取り乱す相手を見下さない。
  23. ひどい別れ方をして苦しむのは、相手だけではない。
    自分も苦しむ。
  24. 最も無難な別れの理由。
  25. 「別れた後、誰かと付き合うのか」と聞かれたときのベストアンサー。
  26. いらいらした瞬間こそ、別れ方を決める大切な場面。
  27. 別れの締めくくりは「さようなら」より「またね」。
  28. 別れ話を切り出させるように仕向けるのは、ありか。
  29. 別れた理由は、むやみに言いふらさない。
  30. 付き合ってすぐ別れることも、あっていい。

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