すでに知っていることというのは、それだけで安心できます。
一度でも経験があれば、具体的に想像が膨らみ、スムーズに楽しめます。
行き慣れたお店やレストランなど、一度経験したことがあると、どんなところか知っているので安心して楽しめます。
その反対に、初めて経験することは、拒絶反応を起こしてしまうものです。
たとえば、初めて入るレストランには緊張感が走ります。
どういう雰囲気なのか。
どこにどんなテーブルがあり、どんな接客をしてくれるのか。
初めての経験は、不安です。
こういうときには、緊張感に震えるより、どきどき感を楽しむことが大切です。
緊張していては、楽しいことも楽しくなくなります。
がちがちに緊張していては、レストランでせっかくおいしい料理が出ても、味わう余裕すらなくなります。
それならいっそのこと、緊張することを楽しんでしまうようにすればいいのです。
私の住んでいる近所に、先日新しいレストランがオープンしました。
Denny'sです。
よく知っているレストランですが、やはり初めて入るときは緊張しました。
しかし、どきどき感を楽しめばいいと考えれば、心に余裕が出てきます。
レストランのメニューにはおいしそうなものばかりが並んでいて、どれにしようか迷ってしまうくらいです。
しかし、その「迷い感」すら楽しむように心がけています。
初めてというのは、それだけでどきどきしてしまうものなのです。