執筆者:水口貴博

人生まるごと青春時代に変える30の方法

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好きなことをしていると、心が老いることはない。

好きなことをしていると、心が老いることはない。 | 人生まるごと青春時代に変える30の方法

一生続ける好きな仕事のことを「ライフワーク」といいます。

お金を稼げなくても、趣味でもかまいません。

一生続けられる好きなことをしている人は、みなライフワークを持っていると言えます。

嫌いな仕事をいやいややっているのは、ライフワークではありません。

嫌いな仕事は、心の中からやる気や元気などの「気」をどんどん奪ってしまい、心の老いが加速してしまいます。

好きなことをしているというのは、それだけで心が若い状態を約束します。

好きなことをやっていると、面白いからやめることもなく、一生続けてしまう。

好きなことだからこそ、特に勝ち負けにこだわる必要もない。

好きだから。

これが、ライフワークなのです。

ライフワークのいいところは、勝ち負けを意識せず楽しめるということです。

たとえば、仕事をしている人は、つい勝ち負けを意識した毎日になります。

仕事をしているからには、競争が発生し、勝ち負けが決まってしまいます。

同じ商品を売るとしても、どちらがより売れているかで、会社の存続まで関係してきます。

競争で勝てば、生き残れます。

ただし、負ければ、会社は倒産します。

このように、常に勝ち負けを意識した状態では、いつもどう相手に勝つか、考えていなければなりません。

ここに、もはや「好き」はありません。

「好きなこと」なんていっている場合ではなく、嫌なことをしてでも、何とかして相手に勝たなければなりません。

そのためにテレビでは、不正行為で逮捕されるニュースでいつもにぎわっています。

頑張っても勝てなければ、もはや汚職行為でもしないと生きていけない状態にまでなってしまうのです。

これが「勝ち負け」を意識した人の結末です。

勝ち負けを意識しているからには、一生安心することはできません。

「常に誰かに追い越されるのではないか。奪われるのではないか……」と、息つく暇がありません。

好きなことをして、一生過ごしていくなんて、夢のまた夢。

勝ち負けを意識している人は、その時点で、青春とは遠ざかった生き方になってしまうのです。

それに比べて、勝ち負けを意識せず好きなことをしている人は、焦る必要がありません。

誰かに勝たなければ幸せになれない「勝ち負け組」の生き方とは違い、好きなことをしているだけで幸せになれています。

好きなことをしているから、毎日が楽しいし、やめる必要もありません。

そのおかげで終わりもありません。

「勝てば幸せ、負ければ不幸」と考えるのはやめましょう。

「好きなことをして楽しいから、幸せ」を目指していけばいいのです。

「好きなこと」を中心に生きていくと、終わりのない青春時代となります。

人生まるごと青春時代に変える方法(17)
  • 「好きなこと」をして、心にどんどん元気を与えていく。
初めての経験する緊張感を、どきどき感として楽しもう。

人生まるごと青春時代に変える30の方法

  1. 青春時代とは、心の若さのことをいう。
  2. 初体験があるうちは、まだまだ青春。
  3. 「そんな年じゃないから」という人は、自分で心の老いを認めている人。
  4. 本を読んでいる人は、いつまでも青春時代を送っている。
  5. メイクをしている人は、心も若い。
  6. 恋愛には、人を若返らせる効果がある。
  7. 謝れなくなったら、老化の始まり。
  8. 勝ち負けにこだわるより、楽しんでいる人のほうが、輝いている。
  9. 「面倒」と言う人は、オヤジくさい人。
  10. 上を向いて、歩こう。
  11. 最近、何も失敗がない人は、何もやっていない人。
  12. 嫌なことを後回しにすると、精神的な負担が大きくなる。
  13. 失敗のことを考えるくらいなら、成功することを考える。
  14. 心が老いている人は「昔話」ばかりする。
    心が若々しい人は「これからの話」をする。
  15. 人の話を聞かなくなったら、老化の始まり。
  16. 終わりのない目標を目指せば、終わりのない青春時代になる。
  17. 好きなことをしていると、心が老いることはない。
  18. 初めての経験する緊張感を、どきどき感として楽しもう。
  19. エッチな人は、若い。
  20. 不得意なことには、若さの秘密が隠されている。
  21. 中途半端な笑いは、気持ちの表現も中途半端。
  22. 生活に不便のない現代人は、代わりに体の不便を訴えている。
  23. 小さなことにも「ありがとう」と言える人は、それだけ心が若い人。
  24. やみくもに貯金はしすぎない。
    一定の貯金ができれば、成長するためにお金を使う。
  25. 叱られなくなったら、青春時代ももう終わり。
  26. 「憧れ」に向かって走ることは、青春時代を走ること。
  27. 頭を下げる謙虚さを、若さという。
  28. 子ども向けの本で、人生の軸を再確認。
  29. 新しいことを勉強するより、復習するほうが得ることが多い。
  30. 勉強は、永遠の青春時代を約束する特効薬。

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