私は、子ども向けの本が大好きです。
童話、おとぎ話などです。
いまだに子ども向けの本を、よく読んでいます。
大人になってわかったことですが、子ども向けの本の内容は、内容が濃いのです。
わかりやすい表現の中に、大切なことが書かれています。
哲学をわかりやすく短く書かれているために、子ども向けの本のほうが、よい勉強になることがしばしばあるのです。
子ども向けの本は、人生の軸を再確認する、よいきっかけを与えてくれます。
復習といったところです。
「桃太郎」
「舌切りスズメ」
「一寸法師」
「太陽と北風」
「人魚姫」
「さるかに合戦」
「赤毛のアン」
こうした物語の言いたいことは、何でしょうか。
「人のために生きることが自分のためにもなる」「嘘をつけば、自分に跳ね返る」などです。
簡単な物語の中に、人としての正しい生き方に関する哲学が詰まっています。
大人になって読み返すと「子どものころに、これほど価値のある物語を読んでいたのか」と驚きます。
子どものころは気づかなかったことも、大人になるにつれてわかってくるようになるのです。