人の話を聞かなくなったら、成長が止まっていると考えることです。
「自分の意見が正しい、だから他人の話は聞かない」と言う人が、ときどきいます。
俗にいう「頑固オヤジ」「石頭」「頭が固い人」といわれる人のことです。
そんな人は、新しい知識を吸収することを拒み、それ以上に向上することもやめてしまっている人です。
人は年齢とともに老化します。
しかし、それは体の老化だけです。
心の老化だけは、歩き続けているかぎり、老いることはありません。
歩くのをやめたとき、初めて「心の老い」が始まります。
人の話を聞いて、新しい情報を常に頭に入れようとする人は、年齢とは関係なく、常に「青年」です。
わかりきった内容だから話を聞かないというような人は、すでに青春時代の幕は下りてしまっているのです。
心が若々しい青春を送っている人なら、人の話を聞かないというようなことはありません。
たとえ自分が知っていることでも、情報をシャットアウトしてしまうような行為は、成長の歩みを止めてしまうことになるからです。
人の話を聞いているうちは、心が老いてしまうようなことはないのです。