心の状態は、会話の中で、その人が「未来の話」をしているのか「過去の話」をしているのかでわかります。
過去の話ばかりしている人は、すでに心が老けてしまっている人です。
「私が若いころは、もっとできた。昔は楽しかったな」と、昔話ばかりをします。
その証拠に、体だけでなく、心まで老けているオヤジさんは、昔の話ばかりをします。
「この人は、昔のことばかり考えて、これからのことは考えていない。考えようともしていない」ことがわかります。
将来に対して、明るい希望を持っている人は、必ず、将来の話をします。
未来に対して明るい希望を持っているため、昔よりこれからのことに感心があるのです。
特にこれは、子どもたちに顕著に表れます。
まだ幼い子どもたちは、過去の話などしません。
どの子どもたちも、将来の希望や夢の話ばかりします。
「将来は、医者になりたい。野球選手になりたい」と、目を輝かせて話します。
小学生の子どもが「あのころはよかった」なんて言葉を聞いたことがありません。
どれだけ前向きに、将来に対して明るい夢や希望を持っているかは、話の内容が過去か未来かでわかってしまうのです。
いつまでも心は若々しくいたいと願うならば、当然、過去の話はやめることです。
過去のことはもう終わってしまったことです。
二度と戻ってくることはありません。
昔話をするパワーがあるなら、そのパワーをこれからのことを考えることに使いましょう。
子どもたちのように将来の話ばかりをする人は、心も若い証拠になります。