新しいことを学ぶだけが勉強ではありません。
習ったことを復習し、さらに深めることも勉強です。
新しいことより一度習ったことを、もう一度復習するほうが、得ることが多いです。
一度でも習ったことがあると「予習」の働きをします。
学校での勉強では、予習をすると、先生の言っていることがよくわかるようになり、頭に入ってきやすくなります。
それと同じように、初めて経験することや習うことは「予習」と考えて、復習でもう一度学ぶときに、本当の勉強になるのです。
復習するときに、本当に頭に入ってくるようになります。
理解ができるようになります。
同じ本を1回読んで終わりにするのではなく、2回目3回目と読んでいくほうが、より深い理解が得られるようになります。
映画も1回見ただけでは、単なる予習にすぎません。
2回目3回目と見ると、内容を知っているだけに、別の視点から物事を考えることができ、結果として得られることが多いです。
初めての勉強は、予習です。
復習となる2回目から、本当の勉強になるのです。
世の中のすべての初体験は、予習と考えることです。
一度、経験をしただけでわかったような顔をするのは、まだ早すぎるのです。