執筆者:水口貴博

就職活動の30の噂と真実

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両親の離婚や母子家庭は、選考に影響するのか。

両親の離婚や母子家庭は、選考に影響するのか。 | 就職活動の30の噂と真実

両親の離婚や母子家庭は、選考に影響することはありません。

家族構成に関しては、プライベートなことですから、答える必要はありません。

答えたくなければ「お答えいたしかねます」など、丁寧な言い方で断れば十分です。

答えないことで、選考に影響することもありません。

もともと答える義務のない質問ですから、抵抗があれば、気兼ねなく断ればいいでしょう。

さて、答えるかどうかは個人の自由ですが、できれば答えたほうが賢明です。

答え方さえ工夫すれば、逆に好印象を与えるチャンスにできるからです。

その工夫とは、前向きな答え方です。

「親は1人しかいないが、これまでめげずに、一生懸命生きてきた」

「親を助けるため、一生懸命に働きたい」

「私がしっかり働いて、親を喜ばせたい」

厳しい家庭環境であっても、ひるむことなく、強く生きようとしていることがわかりますね。

逆境にめげず、強く生きようとしている人がいると、誰もが応援したくなるのではないでしょうか。

それは面接官も同じです。

厳しい環境にもめげず、前向きに生きようとする姿勢を見せれば、やはり面接官も応援したくなるでしょう。

両親の離婚や母子家庭については、返事さえ工夫すれば、好印象につなげることができます。

場合によっては、普通の人より高く評価される可能性もあるのです。

就職活動の噂と真実(11)
  • 両親の離婚や母子家庭については、前向きな発言で答える。
地元の学校に通う学生のほうが、就職に有利なのか。

就職活動の30の噂と真実

  1. 不細工は、選考に不利なのか。
  2. 整った顔立ちは、採用に有利なのか。
  3. 太っている人は、選考に不利なのか。
  4. 身長は、選考に影響するのか。
  5. 体育会系は、就職活動に有利なのか。
  6. 運転免許証の有無は、選考に影響するのか。
  7. ITやパソコンが苦手な人は、就職活動に影響するか。
  8. 一人暮らしは、選考に不利なのか。
  9. 目立つ傷痕は、採用に影響するか。
  10. 学生結婚は、就職に不利になるのか。
  11. 両親の離婚や母子家庭は、選考に影響するのか。
  12. 地元の学校に通う学生のほうが、就職に有利なのか。
  13. 非上場の企業は、不安定と考えていいのか。
  14. 資本金が大きい企業ほど、安定しているのか。
  15. アルバイトの経験がないと、選考が不利になるのか。
  16. ゼミに入っていないと、就職が不利になるのか。
  17. 浪人の経験は、就職に不利なのか。
  18. 留学経験は、就職活動に有利なのか。
  19. 学歴によるフィルターは、存在するのか。
  20. 4年制大学の学生は、一般職に不利なのか。
  21. 大学院への進学は、就職に不利なのか。
  22. OB・OG訪問で話した内容は、採用担当者に報告されているのか。
  23. 「説明会は選考に関係ありません」という触れ込みは、本当なのか。
  24. 説明会のキャンセルは、選考に影響するのか。
  25. スピード写真を使うと、選考で不利になるのか。
  26. 履歴書の提出日が、選考に影響する場合もあるのか。
  27. 方言は、選考で不利になるか。
  28. グループディスカッションで司会者になれば、評価を得やすいのか。
  29. 面接中トイレに行くと、確実に不採用なのか。
  30. 面接官が急に優しくなるのは、不採用の前触れなのか。

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