結論から言えば、YESでもNOでもあります。
まず、評価が得られるのは、司会者に適した素質がある場合です。
司会者は、グループディスカッションの中で最も目立つ立場です。
誰より注目が集まり、強い発言権もあります。
その結果、リーダーシップや配慮を表現しやすくなるのです。
司会者に適した素質があれば、リーダーシップや配慮などもよく目立つため、評価も得やすくなるのです。
では、誰でも司会者になればいいのかというと、それは違います。
司会者に、適した素質がなければ、逆に失敗が目立ちます。
最も目立つ立場であるゆえに、リーダーシップや配慮などがなければ、低い評価につながるはずです。
採用どころか、かえって不採用の確率を上げてしまうのです。
誰でも司会者になればいいわけではありません。
大切なのは、適材適所。
グループディスカッションは、人単位ではなく、グループ単位で評価される傾向があります。
自分のことだけを考えるのではなく、グループ全体のことを考えましょう。
適した素質のある人が司会者を担当するほうが、グループ全体としての評価も上がります。