「あなたの両親は、どんな方ですか」
「どんな家庭環境でしたか」
人が最も大きな影響を受ける存在といえば、やはり両親でしょう。
子どもは、親を見て育ちます。
親について知ることは、その子どもを知ることにもなります。
愛情にあふれた親に育てられれば、愛情にあふれた子どもが育ちます。
礼儀作法に厳しい親に育てられれば、礼儀作法を身につけた子どもが育ちます。
応募者を育てた親について確認することで、応募者に与えた影響も間接的に確認できます。
家族との関係を知ることで、応募者が得ている精神的支えも見えてくるのです。
さて、人によっては、両親や家庭環境が厳しいところもあるでしょう。
しかし、両親や家庭環境への批判・愚痴・不平不満は、厳禁です。
声高に非難したところで、あなたの印象が落ちるだけであり、いいことはありません。
両親や家庭環境に満足できない点があったとしても、面接では伏せておきましょう。
人は誰でも完璧ではありませんから、満足できない点があるのは自然です。
両親や家庭環境の良い点に着目しましょう。
どんな両親や家庭環境でも、探せば、良い点があるはずです。
具体的なエピソードとともに説明すれば、面接官も描写がしやすくなります。
両親と家庭環境の素晴らしい点を説明できれば、そうしたところで育ってきた応募者の印象も向上します。