執筆者:水口貴博

就職活動の30の噂と真実

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非上場の企業は、不安定と考えていいのか。

非上場の企業は、不安定と考えていいのか。 | 就職活動の30の噂と真実

上場している企業は、一般的に知名度があり、社会的信頼もあるといえます。

上場するためには、厳しい審査を通らなければいけません。

企業の運営について、ルールを厳格に決め、膨大な書類にまとめる必要があります。

上場してからも、企業の株式や経営状態などを一般に公開しなければいけないため、誰でも企業の詳細が確認できます。

株主総会も行われ、株主から経営の指摘や指導をされる環境に置かれます。

企業の経営状態が見えやすくなるため、安定した社会的経営が行われやすいのです。

では、非上場の企業は不安定かというと、そうではありません。

非上場でも、安定した優良企業はたくさんあります。

上場すると、制限や手間などが増えるため「自社の経営に好ましくない」と判断する企業もあります。

経営の都合上、あえて上場を避ける企業もあるのです。

一度上場したものの、後から上場を辞めた企業もあります。

柔軟で自由な経営をするため、上場しないほうが経営に好都合である場合もあるのです。

上場は、企業の社会的信頼を確認できるポイントですが、あくまで基準の1つと考えるのが適切です。

上場という基準にこだわりすぎず、非上場の企業にも目を向け、可能性を探る姿勢が大切です。

就職活動の噂と真実(13)
  • 非上場でも、安定した優良企業はたくさんあると知る。
資本金が大きい企業ほど、安定しているのか。

就職活動の30の噂と真実

  1. 不細工は、選考に不利なのか。
  2. 整った顔立ちは、採用に有利なのか。
  3. 太っている人は、選考に不利なのか。
  4. 身長は、選考に影響するのか。
  5. 体育会系は、就職活動に有利なのか。
  6. 運転免許証の有無は、選考に影響するのか。
  7. ITやパソコンが苦手な人は、就職活動に影響するか。
  8. 一人暮らしは、選考に不利なのか。
  9. 目立つ傷痕は、採用に影響するか。
  10. 学生結婚は、就職に不利になるのか。
  11. 両親の離婚や母子家庭は、選考に影響するのか。
  12. 地元の学校に通う学生のほうが、就職に有利なのか。
  13. 非上場の企業は、不安定と考えていいのか。
  14. 資本金が大きい企業ほど、安定しているのか。
  15. アルバイトの経験がないと、選考が不利になるのか。
  16. ゼミに入っていないと、就職が不利になるのか。
  17. 浪人の経験は、就職に不利なのか。
  18. 留学経験は、就職活動に有利なのか。
  19. 学歴によるフィルターは、存在するのか。
  20. 4年制大学の学生は、一般職に不利なのか。
  21. 大学院への進学は、就職に不利なのか。
  22. OB・OG訪問で話した内容は、採用担当者に報告されているのか。
  23. 「説明会は選考に関係ありません」という触れ込みは、本当なのか。
  24. 説明会のキャンセルは、選考に影響するのか。
  25. スピード写真を使うと、選考で不利になるのか。
  26. 履歴書の提出日が、選考に影響する場合もあるのか。
  27. 方言は、選考で不利になるか。
  28. グループディスカッションで司会者になれば、評価を得やすいのか。
  29. 面接中トイレに行くと、確実に不採用なのか。
  30. 面接官が急に優しくなるのは、不採用の前触れなのか。

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