確実に不利になるとは言い切れませんが、影響する場合があります。
まず、スピード写真と写真館で撮る写真は、仕上がりが違います。
その違いは、素人が見てもわかるほどです。
スピード写真は、写真館で撮る写真に比べて、仕上がりが悪くなる傾向があります。
スピード写真は、機械が撮影しますが、写真館は、プロのカメラマンが撮影します。
写真館では、プロのカメラマンが、表情や明るさをベストに整えてくれますが、スピード写真ではそれがありません。
スピード写真は、写真館で撮る写真に比べ、単調な仕上がりになりやすいため、印象も単調になる傾向があるのです。
しかし、理由はそれだけではありません。
一番の理由は、やはり安易な気持ちが伝わってしまうことです。
スピード写真は、手軽で、安い特徴があります。
それこそスピード写真のメリットですが、採用担当者によっては、不快感を抱く場合があります。
手間やお金を削り、必要最低限で押さえようとする様子が伝わるからです。
採用担当者も、人間です。
安易な気持ちの応募者より、お金と手間をかけている応募者を応援したいと思うもの。
もちろん気にしない採用担当者もいますが、気にする人がいるのもたしかです。
内定をもらいたい気持ちが本気なら、やはりお金も手間もかけるほうが安心です。
事情がないかぎり、履歴書の写真は、写真館で撮るのが王道なのです。