自己分析で意外に役立つのは、学生時代の成績表です。
成績表に先生からの言葉の欄があるでしょう。
その言葉は、あなたを客観的に見たときの感想です。
「ねばり強い性格ではあるが、逆に周りが見えなくなることがあるようだ」
「いつもクラスの人気者。ムードメーカー」
「忘れ物が多い」
「いつも素直で正直」
「少し怒りやすい性格が見られる」
先生からのささいな言葉ですが、客観的な視点であるため、自己分析に役立ちます。
人の性格は、そうそう変わるものではありません。
たとえ小学生時代の成績表でも、先生からのメッセージは、要点を的確に捉えた内容が多いのではないでしょうか。
先生の言葉を、小学・中学・高校を通して見比べると、何らかの傾向が見えるはずです。
「そうか。自分はこういう人間だったのか」という発見や再認識ができるでしょう。