適性を調べるには、消去法も有効です。
「望む」ではなく「望まない」で考えていく方法です。
なかでも、特に強く望まないことを考えてみましょう。
次の3つの質問を、あなたならどう答えますか。
「これだけは嫌だ」という選択肢を見つけるのです。
自分が望まないことを知るのも、自己分析です。
自分が望まない選択肢から消していくことで、自分が望む選択肢がだんだん浮き彫りになります。
たとえば「夜勤の仕事だけは嫌だ」とわかれば、日勤の仕事がふさわしいとわかります。
「ITのことは全然わからない。ITの仕事だけは就きたくない」とわかれば、IT以外の仕事がふさわしいとわかります。
「通勤に時間のかかる企業だけは嫌だ」とわかれば、近場の企業がふさわしいとわかります。
体質や性格の都合上、強く反発を感じることがあるはずです。
望まないことを条件にして、仕事や企業を探すのも、いい方法です。