執筆者:水口貴博

エントリーシートで心がける30の書き方

12

小さな字でたくさん書かれた文章は、第一印象が悪くなりやすい。

小さな字でたくさん書かれた文章は、第一印象が悪くなりやすい。 | エントリーシートで心がける30の書き方

自分の書いた文章を見直してみましょう。

自己PRや志望動機が、小さな字でいっぱいになっていないでしょうか。

「自分を詳しく知ってほしい。説明したい」と思えば、言葉数も増える傾向があります。

その結果、自己PRや志望動機の欄が、小さな字で埋め尽くされるのです。

たしかに小さな字なら、書く量も増えるため、多くのことを伝えやすくなるでしょう。

しかし実際のところ、小さな字でたくさん書かれた文章は、採用担当者にとって嬉しくありません。

まず小さな字で書かれていると、読みにくくなります。

目を凝らして、小さな字をたくさん読むのは、一仕事。

内容の善しあしより「読むのが大変」という印象が先に来るため、第一印象が悪くなりやすいのです。

小さな字で書いた文章は「読むのが面倒」と流し読みをされ、量が多い割に、印象には残りません。

小さな字は避け、少し大きめの文字で書きましょう。

不要な言葉を削れば、欄に収まるはずです。

少し言葉数は減りますが、その分だけ、一言一言が強調されます。

簡潔でわかりやすく書く能力も、社会人に必要な能力です。

まず簡潔でわかりやすい文章だけで、好印象です。

結果として、採用担当者によく読まれ、記憶に残りやすくなるのです。

エントリーシートで心がける書き方(12)
  • 小さな字は避け、少し大きめの文字で書く。
数行の文章だから、手間暇を減らすのではない。
数行の文章だから、手間暇を増やす。

エントリーシートで心がける30の書き方

  1. エントリーシートとは。
  2. エントリーシートの扱いは、履歴書と同様に重視される。
  3. エントリーシートの作成は、意外に時間がかかる。
  4. エントリーシートを書きながら、自己分析をしない。
  5. まず大切なのは、エントリーシートを作成するときの心持ち。
  6. 聞かれたい質問は、エントリーシートに記載して、面接で質問されやすい状況を作る。
  7. 簡潔であることを、恐れない。
  8. 印象的な言葉にするとは、大げさな修飾語を使う意味ではない。
  9. 最初からしっかり仕上げる必要はない。
    最終的にしっかり仕上げればいい。
  10. 取っつきやすい印象は、選ばれやすさにつながる。
  11. エントリーシートは、手書きとパソコンのどちらで作成すべきか。
  12. 小さな字でたくさん書かれた文章は、第一印象が悪くなりやすい。
  13. 数行の文章だから、手間暇を減らすのではない。
    数行の文章だから、手間暇を増やす。
  14. 無地の欄に字を揃えて書くための意外な道具とは。
  15. パソコンで応募書類を作成する際は、フォントに注意。
  16. きれいな字で書こうと思うだけでは、きれいな字は書けない。
  17. 夜に書いたエントリーシートには要注意。
  18. 疲れや眠気を我慢して書いたところで、いい文章は書けないだろう。
  19. 心の状態は、そのまま文章にも表れる。
  20. 適度な休憩は、より良いエントリーシートを作成するコツ。
  21. きれいな文面でも、丸写しをしたとわかる内容では、相手の心を動かせない。
  22. 強烈な2大アイキャッチ効果は「手描きのイラスト」と「カラー」。
  23. 「何をしたか」より「なぜそれをしたのか」。
  24. 証明写真も、職種に応じて使い分けたほうが、選考で有利。
  25. 自己PRも志望動機も、嘘はいけない。
  26. 太字は、油性サインペンより筆ペンのほうが、きれいで上品に見える。
  27. 志望動機をスムーズにするのは、ボールペンによるマーキング。
  28. 応募書類の提出の早さは、意欲や熱意を間接的に伝える。
  29. あなたの書いた文章には、期待させる要素がありますか。
  30. 「以上」の一言を、礼儀正しい印象に変える工夫。

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