人生の教科書



就職活動

就職活動で自己分析をする
30の方法

  • 就職活動のスタート地点とは。
就職活動で自己分析をする30の方法

もくじ

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就職活動のスタート地点とは。

就職活動は、自己分析から始まります。 就職活動は自由に進めることもできますが、適当な方法は回り道が発生しやすいため、得策ではありません。 すべての業界研究を詳しく研究していると、相当の時間がかかります。 気になる企業説明会にすべて出席するのも、数が多すぎて、現実的ではないでしょう。 武器になる資格をすべて取得するのも、時間とお金がかかりすぎます。 就職活動は、時間もお金も限られているため、効率よく進める必要があります。 そのために必要なのが、自己分析です。 まず自己分析によって、自分の特徴を把握するからこそ、ふさわしい職業や職種が見えてきます。 大まかな自分の特徴が分かるだけでも、就職活動が行動しやすくなります。 アプローチのタイミング、必要と不必要、優先と後回しなどの選択がしやすくなります。 後に続く、資格取得・業界研究・企業研究なども、スムーズにできるのです。 就職活動のスタート地点は、自己分析なのです。 就職活動は、自己分析から始める。

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なぜ、自己分析が必要なのか。

「自己分析は必要ない」 そんな声を耳にすることがあります。 「未熟の状態で自己分析しても、正確な分析はできない」 「社会を経験していない学生に、まだ適正はない」 もちろん中には理にかなった理由もあるようです。 では、自己分析は不要かというと、それは違います。 異論はあるにせよ、やはり自己分析は必要です。 なぜ、自己分析が必要なのか。 その理由は、3つあります。 (理由1)自分の適性を知るため 手当たり次第に仕事を選ぶのは、得策ではありません。 適当に仕事を選んでも、自分に合っていなければ、努力は実りにくい上、長続きもしないでしょう。 自分の適性を知ることで、ふさわしい業界・職種・企業などが分かり、就職活動の効率を上げる効果があります。 自分に適した仕事に就けば、得意や長所を生かしやすくなります。 安定しやすい上、充実感や達成感も得られやすくなるのです。 (理由2)将来像を明確にするため 適正が見つかる延長で、将来像が明確になるメリットがあります。 適正が分かれば、その能力を生かすことで、より具体的な未来を描くことができるようになるでしょう。 「将来はこうありたい」という将来像が明確になれば、就職活動への意欲も、より強くなるはずです。 (理由3)自己PRや志望動機を明確にするため 自分の適性が分かれば、自己PRや志望動機の説得力を増す効果があります。 「なぜこの仕事や企業を選んだのか」「なぜ仕事に生かせるのか」など、理由や裏付けをうまく説明できるようになるからです。 適正で得られた結果は、説得力を増す材料として生かせます。 以上の3つの理由から、自己分析は必要です。 無駄にはなりませんから、やって損はありません。 そもそも、自己分析をする機会は、そう頻繁にあるものではありません。 もしかすると、人生において、最初で最後の機会になる可能性もゼロではないのです。 あなたの人生の主役は、あなたです。 自分が自分を知らなければ、人生もうまく渡っていけないでしょう。 「今こそ自己分析をするべきベストタイミング」と考え、自分をしっかり見つめる必要があるのです。 自己分析は、無駄と思わず、真剣に取り組む。

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あなたは、まだ自分をよく分かっていない。

あなたは、自分をどのくらい分かっているでしょうか。 「せっかちな性格」 「運動神経がよい」 「人と話をするのが好き」 もちろんすでに分かっている部分もあるでしょうが、おそらくそれは一部でしょう。 あなたの魅力は、そんなちっぽけなはずがありません。 一部だけで全体を決め付けるのは、少し無理があるのではないでしょうか。 そこで必要なのは「まだ自分をよく分かっていない」という考え方です。 「自分はこういう人間だ」というのは、思い込みかもしれません。 一度、考えを白紙にしましょう。 「まだ自分をよく分かっていない」と思うことで、初心に返れます。 過去を振り返ると、自分が思っている姿とは逆の様子に気づくこともあるでしょう。 あるいは、自分が思っている以上に、大きな魅力があることに気づくこともあるはずです。 偏見や先入観を取り除いて、自分を振り返ってみましょう。 一度、頭を白紙の状態にすることで、自己分析がスムーズにしやすくなるはずです。 「まだ自分をよく分かっていない」という前提で、自己分析を始める。

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自己分析用ノートを作らないと、自己分析は始まらない。

自己分析を始める上で、まず準備したい道具があります。 自己分析用ノートです。 就職活動では、就職活動用として、ノートを1冊準備するのが常識です。 就職活動用とは別に、自己分析用としても、ノートを1冊準備してほしいのです。 そもそも人間は、忘れるようにできています。 自分の特徴が分かったとしても、それを書き記すものがなければ、すぐ忘れるでしょう。 自分史を作成するにせよ、ノートにしっかり書いたほうが、整理しやすくなります。 頭の中で考えるのだけは、避けたい。 頭で考えたことは、そのときは覚えていても、すぐ忘れます。 頭の中で考えたことを文字にすれば、消えることはありません。 情報を整理しやすくなるため、自己分析の効率が飛躍的に向上するのです。 ノート1冊の費用がかかりますが、ここは出し惜しみするところではありません。 わずかな出費で効率が飛躍的に向上するのですから、安いものです。 ノートは、けい線が引かれた、普通のタイプで十分です。 もちろんルーズリーフでもかまいません。 とにかく、自己分析用ノートを、1冊準備しましょう。 自己分析用ノートを作らないと、自己分析は始まらないのです。 自己分析用ノートを、1冊作る。

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自己分析を、哲学として考えない。

自己分析を、哲学として考える人がいます。 「人とは何か」 「自分は何のために生きているのか」 「人生とは何のために存在しているのか」 たしかに自分を追究する様子は、哲学に似ている部分もあります。 自己分析は、深みにはまると大変です。 「自分とは何か」を考えると「人とは何か」という問いに行き着くでしょう。 「人とは何か」を考えると「人は何のために生まれてきたのか」という問いに行き着くでしょう。 考える規模が大きくなりすぎて、自己分析だけで、人生が終わってしまうでしょう。 自己分析を、哲学として考えないことです。 自己分析とは何か。 自己分析とは、自分の個性・適性・目標などを見つけ出す作業です。 自分の大まかな特徴を見つけ、職業・職種・企業などの選択に役立てるのが狙いです。 「自分の性格」 「自分の長所・短所」 「自分の得意・不得意」 「自分の好きなこと・嫌いなこと」 これらを見つけるだけでいいのです。 哲学として考えず、あくまで就職活動に生かせる点だけ分かれば、十分なのです。 自己分析を、哲学として考えないようにする。

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自己分析に焦りは禁物。
ゆっくり時間をかけていい。

学校の問題には、最初から答えが準備されています。 分からない問題があっても、回答を見れば、すぐ答えが分かります。 しかし、自己分析の答えは、どこにも書かれていません。 自分の内側に存在します。 答えを自分で考え、見つける必要があるのです。 私たちは今まで、学校で一般教養の勉強はしましたが、自分についての勉強はしてきませんでした。 しかも、答えが出たとしても、学校の問題とは違い、はっきり回答が準備されているわけではありません。 答えが出た後も「これが本当に正しいのだろうか」と悩むことになるでしょう。 確信が持てなかったり、まだ先があるような気がしたりします。 だから、時間がかかる。 自己分析に、焦りは禁物です。 自己分析には、自分の過去を振り返る必要がありますが、過去といっても膨大です。 20年ほどある過去を1つ1つ思い出して、自分の特徴に気づいていきます。 それぞれの場面で、どんな気持ちで、自分はどう対応したのかなどを思い出して、自分の個性を把握していきます。 自己分析は、冷静になって考える必要がありますが、焦っていると、自分が冷静にできなくなります。 焦らず、しっかり時間をかけて見つけることが必要です。 時間がかかって当然。 むしろ、たっぷり時間をかけることが大切です。 幸い、自己分析の開始時期は、自由です。 大学1年から始めることも可能です。 大学のできるだけ早い段階から考え始め、時間をかけて、自分を研究しましょう。 自己分析は、ゆっくり時間をかける。

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自分史を書いて、過去を振り返る。

自分史を書いてみましょう。 「自分史を書くほど、偉い人物ではない」 「それほど長く生きているわけではない」 そんなことを思うかもしれません。 偉人の伝記の影響でしょうか。 「自分史は、偉い人が書く文書」という先入観を抱く人が多いようです。 しかし、自分史は、偉い人だけが書くものとは限りません。 地位・身分・肩書・年齢・性別にかかわらず、誰でも書けます。 特に就職活動における自己分析では、ぜひ挑戦したい課題です。 自分史を作らずして、自己分析はできないと言ってもいいでしょう。 箇条書きでいいのです。 箇条書きでも、立派な自分史。 自分の過去を、1年ごとに振り返ります。 その年に起こった大きな出来事を、箇条書きでいいので、書き記します。 好き・嫌い、得意・不得意なども考えず、とにかく大きな出来事を書くのです。 ▼箇条書きにした自分史の例 ・2007年(15歳)高校受験に専念する(特に数学が得意だった) ・2008年(16歳)生徒会長を務める(人をまとめるのに苦労した) ・2009年(17歳)初めて恋人ができる ・2010年(18歳)祖父が亡くなる(肺気腫) ・2011年(19歳)初めてのアルバイトを経験する(地元のレストラン) ・2012年(20歳)サークルのテニス活動に専念する(1日5時間の練習) ・2013年(21歳)富士山の登頂に成功(家族と同行) ▲ 決まったルールはありません。 細かい形式にこだわらず、自分が書きやすいように書いていきましょう。 出来事の善しあしは考えず、自分にとって大きな出来事を書けばいいのです。 書き始めると勢いに乗り、芋づる式にどんどん思い出されていくはずです。 この自分史は、自己分析の答えではありませんが、自己分析をする際の強力な材料になるでしょう。 「自分史」という目に見える文書があると、思い出しやすくなったり、具体的になったりするのです。 箇条書きでいいから、自分史を書いて、過去を振り返る。

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自己分析では、ショックを受ける覚悟も必要。

自己分析をするとき、発見する特徴が、よい点ばかりとは限りません。 中には悪い点も見つかり、ショックを受けることもあるでしょう。 たとえば、自分をよく知る友達に、自分の客観的な印象を聞いたとします。 「性格がよさそうに見えるけど、実は単なる八方美人だよね。周りに流されていて、主体性がないよね」 ずばり指摘されれば、誰でもショックを受けて当然。 言われた相手が、自分をよく知る人なら、ショックもいっそう大きくなるでしょう。 そこで人によっては、自己分析を避けようとすることがあります。 傷つくのが怖いため、無意識のうちに、他人の意見を無視することがあります。 「自己分析なんて意味がない」という口実を見つけ、自己分析をしない道を選んでしまうのです。 しかし、自己分析なくして、就職活動の成功はありません。 きちんと就職活動をしようと思えば、自己分析は、必ず通らなければいけない道。 ショックを受けることも、必ず通る道になるのです。 世の中に完璧な人はいません。 誰にでも悪い点や弱点があるように、自分にも、悪い点や弱点などが見つかるはずです。 自分を研究すれば、悪いことも見つかって当然です。 ショックを受ける覚悟を決めて、自己分析に挑むことです。 もし悪い点が見つかったとしても、ポジティブに考えればいいことです。 「今のうちに悪いところが見つかってよかった。これで早めに改善できる。教えてくれてありがとう」 そう考えれば、たとえショックを受けても、最小限で済むでしょう。 悪い点が見つかっても、早く立ち直れるのです。 自己分析では、ショックを受ける覚悟を決める。

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自己分析の基本になる、3つの質問。

自己分析の質問は、数多く存在します。 「10年後、どんな生活を送りたいのか」「今まで一番楽しかった出来事」など、さまざまな質問があります。 中でも、これだけは必ず押さえたい、自己分析の基本になる質問が、3つあります。 「性格」「好き・嫌い」「得意・不得意」です。 (質問1)性格 あなたは、どんな性格でしょうか。 自分の過去を振り返り、自分の性格に気づきましょう。 ・几帳面、大雑把 ・優しい、乱暴 ・横柄、謙虚 ・頑張り屋、怠け者 ・せっかち、おおらか ・おしゃべり、無口 ・積極的、消極的 ・ポジティブ、ネガティブ ・大人っぽい、子供っぽい ・夢中になりやすい、諦めやすい 過去の自分の行動を手がかりに、自分の性格を恥ずかしがらずに書き出してください。 「○○のときは几帳面。○○のときは大雑把」という、条件付きの書き方でもOKです。 (質問2)好き・嫌い 好きなことと嫌いなことを、はっきりさせましょう。 何をしているとき、楽しく感じるか。 何をしているとき、つまらなく感じるか。 自分の好き嫌いを書くのは恥ずかしく思うかもしれませんが、人生を左右する大事な部分です。 正直に、ありのまま書きましょう。 (質問3)得意・不得意 好き・嫌いと似ていますが、違います。 簡単に言えば、相性です。 自分の好みとは関係なく、最初から相性がよいこともあれば、悪いこともあるでしょう。 好きなことが、得意とは限りません。 歴史は、好きであるにもかかわらず、理解が遅く、成績も悪いかもしれません。 嫌いだから不得意とも限りません。 数学は、好きではないにもかかわらず、理解が早く、成績もいいのかもしれません。 好き・嫌いという感情は抜きにして、現実として、自分の得意・不得意を書き出してみましょう。 「性格」「好き・嫌い」「得意・不得意」の3つを徹底的に考える。

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最初に考えるのは、職業ではなく、やりたいこと。

就職活動では、注意したい仕事の決め方があります。 職業で決めるのはよくないのです。 「医者になりたい」「弁護士になりたい」「パティシエになりたい」などです。 一見すると、問題ないように思えますが、注意が必要です。 職業が、最初に来るのは理想ではありません。 見栄だからです。 職業で仕事を選ぶのは、見栄が関係しています。 「かっこいいから。世間体がいいから。尊敬されるから」というのは、不純な動機です。 職業の響きだけで仕事を選ぶと、失敗します。 職業だけで決めてしまうと、その仕事に就いた瞬間、夢が達成されます。 「ああ。夢が叶った」と思い、抜け殻になるのです。 どんな仕事も大変です。 一見、かっこいい仕事に見えても、裏舞台は戦争です。 対立やトラブルがあり、泥臭くてつらいことばかりです。 職業の響きだけで決めると、その職業に就いてから「こんなはずではなかった」と、失望しやすくなるでしょう。 では、何を基準に決めればいいのか。 やりたいことです。 一番大切なことは、何をやりたいかです。 人に教えたいのか。 人を笑わせたいのか。 人のけがを治したいのか。 機械を扱いたいのか。 プログラミングをしたいのか。 部屋をきれいにしたいのか。 服をコーディネートしたいのか。 まず、やりたいことがあって、次にそれを実現できる仕事を選びます。 職業の響きに惑わされないことです。 まず必要なのは「自分のやりたいこと」です。 そのやりたいことを実現する手段として、職業を考えるのです。 職業より、やりたいことを、最初に決める。

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自己分析は、20歳以下で考える。

自己分析では、過去の自分を振り返ることが必要です。 自分の過去については「20歳以下」を目安に考えることを、おすすめします。 「若すぎる」と思うかもしれませんが、だからいいのです。 20歳以下が、その人の本質だからです。 年齢が高くなればなるほど大人になりますが、いいことばかりではありません。 大人になると、かえってその人の本質が分かりにくくなります。 20歳を越えると、知識や常識などが一定量に達します。 もちろん知識や常識が増えるのは素晴らしいことですが、自己分析では邪魔になる場合が多いのです。 知識や常識が増えた分、余分なことを考えてしまう。 利害・損得・効率・評判・将来性などです。 余分な情報が混じった結果、自分の素の状態が分かりにくくなるのです。 20歳以下は、絶対的基準ではありませんが、1つの目安にしてください。 世間をよく分かっていない時期だからいいのです。 未熟な状態は、素の状態です。 まだ世間知らずだったころのあなたこそ、本当のあなたです。 未熟な状態のほうが、本来の自分の本性が、よく表れるのです。 自己分析は「20歳以下」を目安に考える。

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自己分析は、自分基準で進めていい。

自己分析をするとき、他人と比較する必要はありません。 他人と比較して考えると、自己分析に失敗するでしょう。 自己分析は、自分を基準にして考えることが大切です。 たとえば、歴史が得意だとします。 自分は歴史が得意だとしても、世の中には、もっと得意な人がいるでしょう。 上には、必ず上がいます。 自分より優秀な人と比べれば、自分の得意は大したことないと思うかもしれません。 しかし、そんなことを言っていると、すべての基準が曖昧になります。 他人との比較は不要です。 他人との比較は忘れましょう。 自分が得意と感じるなら、得意です。 性格に関しても、好き嫌いに関しても、同じです。 あくまで、自分がどう思うかです。 自己分析は、自分基準で進めましょう。 自己分析は、他人との比較ではなく、自分基準で進める。

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写真を活用すると、過去を思い出す作業がはかどる。

思い出そうと思っても、思い浮かばない。 自己分析では、そんな瞬間があります。 頭だけで思い出すこともできますが、少し難しく感じるでしょう。 「自分の小学校時代を思い出せ」と急に言われても、とっさに思い出せず、苦労するのではないでしょうか。 思い出せたとしても、部分的になり、全体像の把握が難しいのではないでしょうか。 そんなときに、過去を思い出しやすくなるアイテムがあります。 写真です。 自分が今まで撮った写真を、見直してみましょう。 自宅にある写真アルバムでもかまいません。 デジタルカメラで撮った写真でもいいでしょう。 写真を見た瞬間「そうそう。こんな出来事があったな」と、芋づる式に思い出されていくに違いありません。 写真を活用することで、過去を思い出す作業がはかどるはずです。 特におすすめなのが、卒業アルバムです。 卒業アルバムには、学校の日常から行事の風景まで、さまざまな写真が載っています。 授業中の写真があれば、授業中での出来事を思い出すでしょう。 文化祭の写真があれば、文化祭での出来事を思い出すでしょう。 運動会の写真があれば、運動会での出来事を思い出すでしょう。 卒業アルバムは、学生時代が要約されているため、学生時代の全体像が把握しやすくなるメリットもあります。 卒業アルバムを見て、学生時代を思い出し、自己分析に役立てる。

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意外に役立つ、成績表に書かれている先生の言葉。

自己分析で意外に役立つのは、学生時代の成績表です。 成績表に先生からの言葉の欄があるでしょう。 その言葉は、あなたを客観的に見たときの感想です。 「ねばり強い性格ではあるが、逆に周りが見えなくなることがあるようだ」 「いつもクラスの人気者。ムードメーカー」 「忘れ物が多い」 「いつも素直で正直」 「少し怒りやすい性格が見られる」 先生からのささいな言葉ですが、客観的な視点であるため、自己分析に役立ちます。 人の性格は、そうそう変わるものではありません。 たとえ小学生時代の成績表でも、先生からのメッセージは、要点を的確にとらえた内容が多いのではないでしょうか。 先生の言葉を、小学・中学・高校を通して見比べると、何らかの傾向が見えるはずです。 「そうか。自分はこういう人間だったのか」という発見や再認識ができるでしょう。 成績表に書かれている先生の言葉を、読み返す。

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★2

団体行動のとき、あなたはどんなポジションに着きますか。

団体行動をしたときの様子を思い出してください。 たとえば、団体による学校行事です。 何かの学校行事で、団体で出かけることになったとき、あなたはどんなポジションに着きますか。 何でもない瞬間ですが、こういうときこそ、人の本性が現れる瞬間です。 もし、自分から団体を引っ張るなら、リーダーの素質があるのでしょう。 人をまとめて、統率するのを好むことが分かります。 団体の前のほうを歩くタイプなのか、後ろのほうを歩くタイプなのか。 前のほうを歩くなら、好奇心が強かったり、積極的に行動したりするタイプなのでしょう。 3人が横並びになったとき、自分は真ん中になるタイプなのか、端になるタイプなのか。 真ん中になるタイプなら、人気者であったり、頼られやすいタイプだったりするのでしょう。 団体の中で、友達の世話をするタイプなのか、世話をされるタイプなのか。 世話をするタイプなら、面倒見がよかったり、能力が優れていたりするのでしょう。 団体行動のとき、あなたはどんなポジションに着きやすいのか思い出してください。 どんなポジションのとき、心地よさを感じるのか。 団体行動をしたときのポジションとは、客観的に自分の様子を知る重要な手がかりです。 こういうときこそ、自分らしい性格がよく見えるのです。 団体行動をしたときの自分の様子を思い出して、自己分析に役立てる。

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「自分には長所がある」と信じることが、長所を見つけるコツ。

長所がないと思うのは、誤解です。 そう思えるだけです。 長所を見ようとしていなければ「長所がない」と思って当然です。 どんな人にも、長所があります。 あなたにも、長所があります。 これまで20年ほど生きてきた人に、長所が1つもないはずはありません。 「自分には長所がない」と思っていると、いつまで経っても長所が見つけられません。 ささいな誤解で、自分の可能性をつぶさないことです。 もし、自分で長所が分からなければ、あなたをよく知る人に聞いてみればいいのです。 親・先生・友達などです。 自分でも気づかなかった長所を、ずばり教えてくれるでしょう。 どんな人にも長所があるのですから、探せばきっと見つかります。 「自分には長所がある」と信じることが、長所を見つけるコツなのです。 「自分には長所がある」と、信じる。

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★8

褒められたことを、徹底的に思い出す。

過去を振り返り、自分が褒められたことを思い出してください。 「○○が上手ですね」 「○○がうまいですね」 自分では普通と思うことかもしれませんが、必ずしも普通とは限りません。 褒められたことは、他人から見て、素晴らしい魅力と感じている証拠です。 幼少期から現在まで、どんなことを褒められたでしょうか。 とにかく褒められたことを、素直にノートに書き出してみましょう。 大げさに褒められたことだけでなく、友達が「すごいね」とぼそりと言ったことも含めます。 褒められた時期や度合いに関係なく、とにかく褒められたことのすべてです。 すると、ぼんやりですが、自分の特徴が見えてくるはずです。 同じようなことを、繰り返し褒められたことはないでしょうか。 いろいろな人から何度も褒められるなら、それだけ特徴が目立っているということです。 繰り返しますが、思い出すだけではいけません。 思い出した後は、自己分析用ノートに書き出してください。 書くから文字として残り、自覚が促されます。 褒められたことをすべて思い出して、ノートに書き出す。

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★4

長所も短所も見つかれば、そのままにしない。

自己分析で長所が見つかれば、それをどうするかです。 もちろんそのまま長所として生かすこともできますが、それで終わらせるのはもったいない。 長所は、もっと伸ばしましょう。 たとえば、英語が得意なら、もっと英語の勉強をします。 もともと相性のよいことを真剣に集中すれば、短時間で、さらに伸びる可能性があります。 長所である英語がさらに強くなれば、さらに強いアピールポイントになるため、就職活動が有利になるでしょう。 逆に、短所が分かれば「克服できないか」と考えてみてください。 たとえば、話すのが苦手でも、きちんと練習を繰り返せば、少しはうまくなるかもしれません。 完全に克服できなくても、苦手意識が小さくなるだけでも、意味はあるでしょう。 「長所はもっと伸ばす。短所はできるだけ克服する」 この2つの相乗効果によって、就職活動がより有利に進められるはずです。 長所を伸ばすにせよ、短所を克服するにせよ、時間があるからこそできることです。 自己分析は、できるだけ早い段階で行い、長所と短所の改善に取り組みましょう。 時間がある学生時代のうちに、長所はもっと伸ばし、短所はできるだけ克服する。

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★10

あなたの短所は、本当に短所?

性格とは面白い。 性格の善しあしは、実に曖昧です。 表現の仕方を工夫するだけで、長所にも短所にもなるからです。 たとえば「頑固な性格」があるとします。 頑固と聞けば、ネガティブな印象があるでしょう。 しかし「頑固な性格」を「妥協しない性格」と言い換えると、印象はがらりと変わります。 とてもポジティブな印象になり、長所になります。 どちらも同じ性格ですが、表現の仕方によって、短所が長所に変わります。 「神経質」という性格も「細かい配慮ができる性格」といえば、長所になります。 「潔癖症」を「清潔感を大切にする性格」と表現すれば、やはり長所になります。 「人の話を聞かない性格」は「自主性の強い性格」と言い換えられます。 「変わった性格」は「独自性の高い性格」と言い換えられます。 「無口な性格」は「おとなしい性格」と言い換えられます。 「お節介な性格」は「面倒見のいい性格」と言い換えられます。 「よい性格」「悪い性格」という定義は、あってないようなものです。 性格を改善する必要はありません。 そもそも性格は、簡単に変えられるものではありません。 性格を変えるのではなく、表現を変えればいいのです。 「自分にいいところはない」と思いますが、実際は「いいところばかり」と気づくはずです。 短所を、長所に変える。

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★2

自分の最大の特徴に気づく質問。

自分の最大の特徴を見つける簡単な方法があります。 ある質問を、自分に問いかけるだけでいいのです。 その質問とは「自分を一言で言うと」です。 自分の特徴はたくさんあるかもしれませんが、細かい点はいいのです。 まず、最も大きなところに注目することが大切です。 「自分を一言で言うのは難しい」と思うかもしれませんが、あえて強引に一言でまとめます。 一言でまとめようとすると、頭の中が整理され、最大の特徴に注目せざるを得なくなります。 その結果、自分の最大の特徴に気づきやすくなるのです。 では早速、自分に問いかけてみてください。 「自分を一言で言うと」 しばらく考えると、ふわっと思い浮かぶ何かがあるはずです。 それが、あなたの最大の特徴です。 どんな特徴であっても、あなたの素晴らしい個性です。 自分の大切な宝物ですから、大事にしましょう。 「自分を一言で言うと」で、自分の最大の特徴に気づく。

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★4

人生のターニングポイントは、何ですか。

人生のターニングポイントとは何か。 人生のターニングポイントとは、自分の考え方や価値観を大きく変える出来事のことです。 人生では、ある出来事によって、自分ががらりと変わることがあります。 「20年程度の人生で、人生のターニングポイントなんてない」と思うかもしれません。 しかし、過去をしっかり振り返ってみましょう。 大きな変化をもたらした出来事が、1つや2つ、あるはずです。 引っ越しによって生活環境ががらりと変わり、生き方まで変わった。 先生から何時間も叱られて、大事なことに気づかされた。 ある本との出会いが、自分の人生観を変えた。 友達を病気で失って、生と死に対する見方が変わった。 大きな失恋をして、恋愛観が変わった。 ボランティアで素晴らしい体験をして、夢ができた。 海外旅行で信じがたい光景を目にして、一気に見識の幅が広がった。 衝撃的な出来事を思い出してください。 必ず、あるはずです。 体の変化は、一晩で変化することはありませんが、心の変化は違います。 考え方や価値観などは、ある衝撃的な出来事によって、一気に変化する場合があります。 大切なのは、変化の前と後です。 どんな状態が、どう変化したのかを、書いてみましょう。 成長の前と後は、ギャップがあります。 人生のターニングポイントに注目することで、自分の変化に気づきやすくなり、自己分析の手がかりになるでしょう。 人生のターニングポイントを、振り返る。

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★7

ジョハリの窓を使って、自己分析。

「自分の特徴」と一言で言っても、実にさまざまです。 目立つ特徴もあれば、隠れた特徴もあります。 その分析に役立つのが「ジョハリの窓」です。 ジョハリの窓とは、対人関係における気づきのグラフモデルの通称です。 「解放の窓」「盲点の窓」「秘密の窓」「未知の窓」の4つの窓を通して、自分の特徴を分類するというものです。 対人関係に活用されることが多いのですが、自己分析にも役立てることができます。 あなたの数多くの性格を、次の4つに分類してみてください。 ---------- ・解放の窓(自分も他人も知っている自分) ・盲点の窓(自分が知らないで、他人が知っている自分) ・秘密の窓(自分が知っていて、他人が知らない自分) ・未知の窓(自分も他人も知らない自分) ---------- さて、数多くある自分の特徴を、この4つのカテゴリーに当てはめて考えます。 自分の特徴への理解が、さらに深まるはずです。 ---------- ・解放の窓(自分も他人も知っている自分) →「身長が高い」「はきはきした性格」「考え方が変わっている」 ・盲点の窓(自分が知らないで、他人が知っている自分) →「天然ぼけ」「車のハンドルを握ると、人が変わる」 ・秘密の窓(自分が知っていて、他人が知らない自分) →「高校時代の失恋を引きずっている」 ・未知の窓(自分も他人も知らない自分) →「実は、いい人を演じている」 ---------- こうしてみると、自分とはいえ、実にさまざまな一面があることに気づくでしょう。 特に難しい分析は「自分も他人も知らない自分」です。 これを発見するには、自分史が役立ちます。 作成した自分史を眺めながら、何か傾向があることに気づいてください。 長期で見ると、自分の偏った性格に気づける場合があります。 「ジョハリの窓」を使って、自分の特徴を把握する。

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★4

自分のことは、他人に聞こう。

自分のことだから、自分が詳しいとは限りません。 自分で考える自分は、あくまで主観的な自分です。 自分のことは自分で考えるのが基本ですが、それだけでは不十分です。 自分に詳しいのは自分と思いがちですが、主観的すぎるため、客観的な視点が抜けていることがあります。 そこで必要なのが、他人からの視点です。 自分をよく知る人から、自分のことを聞いてみましょう。 家族・恩師・友達などです。 「私は、どんな性格に見えるか。どんな特徴があるか。どんな癖があるか」 そうしたことを、あえて他人に聞いてみるのです。 これを「他己分析(たこぶんせき)」と言います。 できるだけ幅広い人から聞けば、自分の客観的な様子を具体的に知ることができます。 自分では気づかなかった一面に気づける可能性があります。 往々にして「自分から見た自分」と「他人から見た自分」は、一致しないものです。 自分では「だらしない性格」のつもりでも、他人からは「律義な性格」と思われていることもあるでしょう。 自分では「律義な性格」のつもりでも、他人からは「だらしない性格」と思われていることもあるでしょう。 逆の意見が聞けることも、珍しくありません。 意外な返事を聞いたときに動揺するかもしれませんが、貴重な意見として、落ち着いて受け止めることが大切です。 自分のことを、他人に聞く。

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★1

他人の意見が納得できなくても、すぐ否定しない。

自分を知るためには、他人の意見も必要です。 親しい人に、自分の印象を聞くことで、意外な自分の一面を知ることができます。 自分では気づかなかった自分の特徴に気づくことで、自己分析の材料になるのです。 さて、このとき、よくある失敗があります。 他人から聞いた意見が違うと思ったとき、すぐ否定するケースです。 たとえば、自分では「暗い性格」と思っているとき、親しい人から「あなたは明るい性格だね」と言われたとします。 「それは違う」と否定したくなるでしょう。 イメージする自分とは逆のことを言われると、やはり受け入れがたい意見に聞こえます。 しかし、否定すると、意見を聞いた意味がありません。 結局、自分の気に入った意見しか受け入れなくなるため、自己分析につながらないのです。 他人がそう感じたなら、正解です。 どんな意見であれ、ひとまず素直に受け止めましょう。 「貴重な意見をありがとうございます」と、お礼を言います。 素直な意見には、素直に感謝です。 納得できない意見もあるかもしれませんが、わざわざ自分の印象を考えてくれただけでも、ありがたいことです。 大切なことは、受け止めた後です。 一度呼吸を整え「実際はどうだろうか」と、落ち着いて考える余裕を持ってください。 よく考えても「やはり違う」と思うままかもしれません。 逆に「たしかにそうかもしれない」と思える発見も、あるかもしれません。 まず受け止めて、冷静に落ち着いて考えれば、より正確な自己分析につながるでしょう。 他人の意見が気に入らなくても、否定せず、まず素直に受け止める。

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★1

見落としがちな、初対面の印象。

自分のことは他人に聞くのも、1つの方法です。 自分で自分のことを考えるのも大切ですが、主観的であるため、分かりにくい場合があります。 他人の客観的な視点で見ると、自分の意外な一面を気づけるでしょう。 さて、このとき、見落としがちな点があります。 初対面の印象です。 他人に自分の印象を聞くのはいいのですが、現在の印象だけ聞いていないでしょうか。 他人に自分の印象を聞くなら「現在の印象」だけでなく「初対面の印象」も聞いてください。 なぜ、初対面の印象を知る必要があるのか。 面接官とは、初対面だからです。 初対面のときに与えた印象は、やはり面接でも、面接官に与える可能性が高い。 「初めて私と会ったとき、どんな印象を受けましたか」と聞くだけです。 もちろん状況によって、初対面の印象は異なるでしょうが、多くの人から聞いていると、一定の傾向が見られるはずです。 「偉そうに感じた」 「無口な印象があった」 「礼儀正しくて、好印象だった」 初対面で与えやすい印象が分かると、自己分析でも役立つでしょう。 初対面の印象を、把握する。

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★3

予定のない日曜日。
あなたは何をしますか。

特徴といえば、強調した印象を持つ人が多いでしょう。 目立つから特徴ですが、目立つ部分だけが特徴とは、限りません。 特徴は、何気ない部分です。 特に、自分の根底から根付いている本性は、日常の何気ないところで表れるものです。 たとえば、予定のない日曜日、あなたは何をしますか。 予定がある日曜日ではなく、予定のない日曜日で考えてみてください。 予定がなければ、きっと何かをしようとするはずです。 「暇だな。○○でもしようかな」と思うでしょう。 そこなのです。 その行動こそ、あなたらしい特徴が表れます。 音楽鑑賞・映画鑑賞・読書。 昼寝・買い物・料理・釣り・ドライブ。 予定のない日曜日、何をしようとするか、考えてみてください。 次に、それをするのは、なぜでしょうか。 特に理由もなく、しようと思うはずがありません。 無意識かもしれませんが、何か理由があって、それをしようとするはずです。 読書をしたければ、向上心の表れかもしれません。 人と会いたければ、人と接するのが好きなのかもしれません。 昼寝をしたければ、怠けやすい性格なのかもしれません。 予定のない日曜日に、あなたらしい特徴が表れるのです。 予定のない日曜日、自分なら何をするか、想像する。

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★3

自分が望まないことを知るのも、自己分析。

適性を調べるには、消去法も有効です。 「望む」ではなく「望まない」で考えていく方法です。 中でも、特に強く望まないことを考えてみましょう。 次の3つの質問を、あなたならどう答えますか。 (質問1)こんな人間だけはなりたくない (質問2)こんな仕事だけはしたくない (質問3)こんな企業だけは勤めたくない 「これだけは嫌だ」という選択肢を見つけるのです。 自分が望まないことを知るのも、自己分析です。 自分が望まない選択肢から消していくことで、自分が望む選択肢がだんだん浮き彫りになります。 たとえば「夜勤の仕事だけは嫌だ」と分かれば、日勤の仕事がふさわしいと分かります。 「ITのことは全然分からない。ITの仕事だけは就きたくない」と分かれば、IT以外の仕事がふさわしいと分かります。 「通勤に時間のかかる企業だけは嫌だ」と分かれば、近場の企業がふさわしいと分かります。 体質や性格の都合上、強く反発を感じることがあるはずです。 望まないことを条件にして、仕事や企業を探すのも、いい方法です。 自分が望まないことを、知る。

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あなたの潜在的魅力は、どこにあるのか。

自己分析で考えてほしいのは、こだわりです。 「こだわりが強い」と聞けば、どことなく悪い印象を持つ人が多いのではないでしょうか。 癖が強く、頑固で、しつこいなどのイメージがあるでしょう。 しかし、悪いと思うのは誤解です。 こだわりとは、言い換えれば、価値の追求です。 自分のこだわりに気づくことで、何に価値を感じ、追究しようとしているのか、気づけます。 往々にして、こだわりとは無意識です。 自分でも気づかないうちに、追究してしまう特徴があります。 ジャンルは何でもかまいません。 自分がこだわっていることを、思い付くまま、ノートに書いてみましょう。 ファッションでは、下着にこだわってしまう。 料理をするときには、盛り付けに時間をかけてしまう。 話すときは、表現に注意が向く。 人と待ち合わせをするときは、時間より場所を重視する。 くだらないこだわりから、真面目なこだわりまで、思い付くまま書いてみます。 こだわりは、仕事に生かせる可能性があります。 たとえば、細かい数字にこだわるなら、経理が適している可能性があるでしょう。 料理の盛り付けにこだわるなら、美意識が高い可能性があります。 表現にこだわるなら、文章能力が高い可能性もあり得ます。 あなたのこだわりは、何ですか。 こだわりこそ、あなたの潜在的魅力なのです。 こだわりに隠れた、自分の潜在的魅力に気づく。

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★3

職業や職種に結びつけるまでが、自己分析。

自己分析は、自分の特徴が分かって終わりではありません。 自分の特徴が分かって満足するなら、単なる心理テストです。 自分の特徴が分かれば、どんな職種に、どう生かすことができるかを考えることが必要です。 つまり、自己分析の結果を、職業や職種に結びつける作業です。 おしゃれや洋服に興味があるなら、ファッション業界が適しているかもしれません。 健康や食事などに興味があるなら、食品業界が向いているのかもしれません。 人をまとめることに喜びを感じるなら、リーダーや司会者としての素質があるのかもしれません。 人の話を何時間も聞けるなら、カウンセラーが向いている可能性があります。 人に分かりやすく教えるのが得意なら、教師としての道がふさわしいでしょう。 「能力を発揮しやすい仕事は何か」「どんな職業で生かせそうか」などを、しっかり考えるのです。 自己分析がしっかりしていれば、面接でも、自己PRや志望動機も言いやすくなります。 「自分はなぜ、その仕事に向いているのか」「自分の長所をどう生かせそうか」などを、うまく説明できるようになります。 自分の特徴を理解した上で志望したと分かれば、採用担当者もあなたの説明にうなずいてくれるでしょう。 職業や職種に結びつけるまでが、自己分析なのです。 自分を分析して終わりにするのではなく、職業や職種に結びつける。

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自己分析に区切りがついても、課題意識は持ち続けたい。

自己分析に区切りがついても、就職活動中、課題意識は持ち続けたいところです。 就職活動を進めていくうちに、ふと気づく一面があるからです。 自己分析とは、アイデアを思いつく瞬間に似ています。 「思い浮かべよう」と思っているときには、なかなか思い浮かばない。 頑張っても頑張っても、思い浮かばない。 その一方で、何でもないときに、ふと思い浮かぶことがあります。 自己分析も同じです。 就職活動を進めていく中で、何らかの出来事がきっかけで、自分の新たな一面に気づくことがあります。 採用担当者と話をしているうちに、自分は聞き上手であることに気づくかもしれません。 面接官からの圧迫面接がきっかけで、自分は打たれ強い性格であることに気づくこともあるでしょう。 最初は卸売りに興味があっても、あらためて自分の特徴を考えると、実は小売りのほうが合っていると気づくかもしれません。 自己分析の課題を意識し続けていると、思わぬところで、自分の意外な特徴を発見しやすくなるのです。 自己分析に区切りがついても、課題意識は持ち続けましょう。 どこで何を発見するか、分かりません。 「自分にはまだ、自分でも知らない一面があるのではないか」 自己分析を意識しているからこそ、発見もしやすくなります。 自己分析に区切りがついても、課題意識だけは持ち続ける。

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