自己分析で考えてほしいのは、こだわりです。
「こだわりが強い」と聞けば、どことなく悪い印象を持つ人が多いのではないでしょうか。
癖が強く、頑固で、しつこいなどのイメージがあるでしょう。
しかし、悪いと思うのは誤解です。
こだわりとは、言い換えれば、価値の追求です。
自分のこだわりに気づくことで、何に価値を感じ、追究しようとしているのか、気づけます。
往々にして、こだわりとは無意識です。
自分でも気づかないうちに、追究してしまう特徴があります。
ジャンルは何でもかまいません。
自分がこだわっていることを、思い付くまま、ノートに書いてみましょう。
ファッションでは、下着にこだわってしまう。
料理をするときには、盛り付けに時間をかけてしまう。
話すときは、表現に注意が向く。
人と待ち合わせをするときは、時間より場所を重視する。
くだらないこだわりから、真面目なこだわりまで、思い付くまま書いてみます。
こだわりは、仕事に生かせる可能性があります。
たとえば、細かい数字にこだわるなら、経理が適している可能性があるでしょう。
料理の盛り付けにこだわるなら、美意識が高い可能性があります。
表現にこだわるなら、文章能力が高い可能性もあり得ます。
あなたのこだわりは、何ですか。
こだわりこそ、あなたの潜在的魅力なのです。