公開日:2013年9月5日
執筆者:水口貴博

就職活動を諦めたときの30の言葉

  • 就職活動は、
    いつ手遅れになるのか。
就職活動を諦めたときの30の言葉

就職活動は、いつ手遅れになるのか。

就職活動とは、いつ手遅れになるのでしょうか。
実のところ、明確な時期はありません。
たとえ40代や50代でも、本人が「まだ働きたい」と思って就職活動をしていれば、どこかで見つかります。

諦めきれないのは、諦めきれないだけの理由がある。

不採用ばかりで就職活動がうまくいかなければ、一般的に妥協が必要です。
条件が厳しければ、見直す必要もあるでしょう。
希望が多すぎるなら、減らす必要もあるでしょう。

就職活動の奇跡を起こす方法。

どうすれば、就職活動の奇跡を起こすことができるのか。
たとえば、大企業から内定をもらう奇跡について考えてみます。
大企業への内定は、有名国立大学より狭き門と言われます。

就職活動に苦労した人は、働く喜びを知っている。

世の中には「働きたくても働けない」という人がいます。
家庭や体の事情などによって、就職活動をしてもなかなか採用が決まらず、仕事ができません。
仕事ができなければ、給料も得られず、生活が悪い状況に落ちていきます。

就職が少々遅れたところで、長期で見れば、大きな問題ではない。

就職が少々遅れたところで、問題ありません。
長期で見れば、1年や2年遅れるくらいは、誤差の範囲です。
大きな問題ではありません。

「自分はできる人間」と思い込むことが、できる人間になる条件の1つ。

面接を受けるときには、自分は「できる人間だ」と思い込むことが大切です。
本当にできる人間かどうかは、関係ありません。
思い込みでいいのです。

こう考えてみよう。
優秀すぎたから、不採用だったのだと。

あなたはきっと、変わった経験を積んでいるのでしょう。
特殊な考え方や価値観を持っているのでしょう。
そうした素晴らしさを、頭の固い面接官は、理解できませんでした。

困難が大きいかどうかではない。
乗り越える気持ちが大きいかどうか。

あなたは今、困難に直面しているのでしょう。
「困難が大きいから乗り越えられない」と思いますが、本当にそうでしょうか。
困難は悪くありません。

不採用の結果を、誰かのせいにしない。

残念な結果を受け止められず、誰かのせいにしたくなるかもしれません。
誰かのせいにすれば「自分は悪くない」と思え、わずかな安心感が得られます。
不採用の苦しみを、少しだけ和らげることができます。

苦労のない就職活動なんて、面白くない。

苦労のない就職活動なんて、面白くありません。
あっさり就職が決まると、入社して少し嫌なことがあったとき、あっさり辞めてしまうでしょう。
簡単に手に入ったものは、思い入れも、軽くなりがちです。

あなたの人生は、まだ終わっていない。
20代の就職の失敗は、ささいなこと。

「就職がうまくいかなかった。人生が終わった」
そう思うのは、誤解です。
20代の若者が、就職にうまくいかなかったくらいで、人生は終わりません。

悩む就職活動でなければ、本当の就職活動ではない。

就職活動の醍醐味だいごみは、悩むことです。
悩まずあっさり就職が決まると「えっ。もう就職活動が終わったの」と思うでしょう。
就職活動をした実感が、ほとんどありません。

「仕方ない」。
そう思わないと、やってられない。

就職活動では、ほとんどの場合、何度も不採用を受け取ることになります。
うまくいかないこともたくさんあります。
「仕方ない」と思わないと、肉体的にも精神的にもやってられないでしょう。

暗い表情で「不採用だった」と言わない。

「不採用だった」
そう言ったときの表情が大切です。
暗い表情で「不採用だった」と言っていませんか。

貧乏でもいい。
学歴も低くていい。
いけないのは、熱意と意欲の欠如。

就職活動には、お金がかかります。
スーツ代・交通費・パソコン代・通信費。
あっという間に大金が消えてしまうでしょう。

社会や時代に文句を言ったところで、問題が解決するわけではない。

「自分の就職活動がこれほど大変なのは、社会のせいだ。時代のせいだ」
ときどきそんな言葉を耳にします。
たしかに未来に明るい希望を持ちにくい時代かもしれません。

好きな仕事をするためには、努力が必要。

好きな仕事を、見つけることはできます。
選ぶこともできます。
では、好きな仕事を簡単にさせてもらえるかというと、それはまた別問題です。

すべきことができなかった自分を、責めないこと。

就職活動対策の本には、さまざまなアドバイスが載っています。
「OB・OG訪問をする」
「企業説明会に出席する」

不採用の経験も、人生の大切な蓄積。

不採用だから、すべて無駄になったわけではありません。
不採用であっても、不採用に至るまでの一連の経験は、残ります。
一生懸命に情報を収集したり、履歴書を書いたり、面接を受けたりした経験です。

自分をけなす暇があれば、自分を褒めろ。

自分をけなしても、いいことはありません。
就職活動がうまくいかない自分に、罵声を浴びせていませんか。
「自分は情けないな」

きちんと自分を表現できたうえで不採用になったなら、落ち込むことはない。

面接には一応、模範解答が存在します。
誤解しないでほしいのは、あくまで「模範」という点です。
回答例の1つであり、一字一句暗記して、そのまま言えばいいわけではありません。

不採用でがっかりする人もいれば、やる気を出す人もいる。

家に帰ると、面接の結果らしき封筒が届いていました。
どきどきしながら封を開けると、残念ながら、不採用の通知でした。
「社内で検討の結果、残念ながら、今回の採用は見送りさせていただくことになりました」

今回の不採用は、10年後には、笑い話になっている。

不採用をもらったときは、やはり落ち込みます。
「自分のどこがいけなかったのだろうか」と悩み、息苦しくなります。
しかし、10年後で考えてみましょう。

不合格と考えない。
不採用と考える。

「面接に不合格だった」
ときどき「不合格」という言葉を使う人を見かけます。
受験を経験した名残があるためか、うまくいくかどうかを「合格・不合格」で考えることが多いようです。

100社の面接を受けたとしても、全体の0.002パーセント。

日本は、およそ420万を越える企業が存在しています。
そのうち、99パーセントが中小企業です。
100社の面接を受けて、すべて不採用だったとしましょう。

その企業でなければ、できない仕事なのか。

「その企業でなければ、できない仕事なのか」と考えてほしい。
希望の企業に採用されなくて、落ち込んでいるのはわかります。
やはり第1志望に採用されたいと思うでしょう。

ここで歩みを止めるのか、歩み続けるのか。
それで人生が決まる。

「もう嫌だ。就職活動なんてやめてしまいたい」
そう思ったときが、勝負です。
自分だけが苦しんでいるように思えますが、そうではありません。

疲れと落ち込みを最高潮に感じている人は、幸せ。

疲れと落ち込みを最高潮に感じている人は、幸せです。
疲れを感じているのは、体を動かして、よく行動した証拠です。
落ち込んでいるのは、無理だという結果のためです。

遅れたとしても、たかだか1年。
人生全体から見れば、大したことない。

就職活動がうまくいかず、大学を浪人することになったとします。
いわゆる、就職浪人です。
就職が1年遅れますから、恥や劣等感を抱くかもしれません。

道が見つからないのは、独立に導くサインかもしれない。

自己分析を通して業界や職種を絞り、自分に合った仕事をするのが正攻法です。
自己分析によって適正がわかり、その結果を手がかりにして、就職先を探します。
しかし、世の中には、自己分析をしても、どの業界や職種にも属さない場合があります。

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