あなたにとって、歩くと気持ちのいい時間帯は、いつですか。
世間でよく耳にするのは、やはり「朝」が多いようです。
医学的な面から考えても、たしかに朝に歩くのはタイミングとしては最も有効です。
朝に歩くと心と体のテンションも上がり、その日全体の状態が好転しやすいからです。
しかし、必ずしも、すべての人にとって朝がいいとは限りません。
低血圧で、朝が苦手という人もいるでしょう。
個人差がありますから「昼間の暑い中に歩くのがいい」という人もいれば「暗くて静かな夜中に歩くのがいい」人もいるはずです。
また、仕事の関係で、夜が仕事の中心という人もいるはず。
無理をして朝歩くと、かえって体に毒ということもあるでしょう。
健康に対する影響も大切ですが、もっと大切なのは「自分にとって歩くと気持ちのいい時間帯はいつか」ということです。
「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイントです。
いくら健康にいい散歩とはいえ、気分がよくないと長続きしないからです。
気分がいいから長続きしますし、自分から「歩こう、歩きたい」という気持ちにもなりやすくなります。
歩きたくもない時間に無理をして歩くのではなく、気分がいい時間に歩くのが一番なのです。