執筆者:水口貴博

脳を刺激する30の歩き方

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姿勢が悪いから疲れやすい。疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。

姿勢が悪いから疲れやすい。疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。 | 脳を刺激する30の歩き方

私は散歩の途中、自分と同じように散歩をする人たちとすれ違います。

そんなとき気づいたことがあります。

やけに疲れた様子で歩いている人もいれば、元気そうに歩いている人もいます。

何が違うのだろうかと注意を向けたとき「姿勢」にあるとわかりました。

疲れた様子で歩いている人の姿勢は、悪い。

腰が曲がっていて、猫背になっています。

いかにも「疲れています」と言わんばかりの姿勢です。

そういう姿勢で歩いているから、疲れやすくなったのでしょう。

姿勢が悪いと疲れやすくなります。

猫背になり、背筋が斜めになっているときには、背中や首周りなどに負担がかかり、余分なエネルギーを使ってしまいます。

姿勢が悪いから疲れやすく、疲れるからまた姿勢が悪くなる悪循環です。

一方、元気な人の姿勢とは、背筋がぴんと伸びている状態です。

そのぴんと伸びている姿勢から「まだまだ歩けますよ」という状態がわかります。

「私は元気です」という様子が伝わってきます。

そういう姿勢で歩いているから、元気を維持しやすいのでしょう。

背筋が伸びて背骨が垂直になっていると、上半身の重みがちょうど体の真ん中にきます。

背中や首周りへの負担が小さく、疲れにくいです。

それがわかった瞬間、はっとしました。

「では、今の自分の姿勢は大丈夫?」と、自問自答しました。

ちなみに、今のあなたの姿勢は大丈夫ですか。

理想的なイメージとしては、頭の上から糸で引っ張られている感じです。

体全体がぴんと伸び、自然によい姿勢へと変わります。

歩いているときには、やはり健康的な姿で歩きたいものです。

健康的な姿とは、ファッションより、姿勢なのです。

脳を刺激する歩き方(9)
  • 頭の上から糸で引っ張られている感じで、歩く。
歩くスピードに「緩急」という変化をつけて歩いてみる。

脳を刺激する30の歩き方

  1. じっと立っているだけでも、カロリーを消費する。
  2. 耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。
  3. 歩き方がきれいな人はいつも元気。
    自分の足音のリズムに乗っているから。
  4. 「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイント。
  5. 空気は、おいしい食べ物だと意識しながら歩く。
  6. テーマを決めて歩くと、カラーバス効果が起こる。
  7. ひらめいたアイデアを、記録するだけでなく、実行しやすくする工夫。
  8. 「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。
  9. 姿勢が悪いから疲れやすい。
    疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。
  10. 歩くスピードに「緩急」という変化をつけて歩いてみる。
  11. 人間の価値観は、歩数計1つで簡単に変えられる。
  12. カメラを持って歩くと、散歩がもっと楽しくなる。
  13. 後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。
  14. ラジオを聞きながら歩くと、調子が出る。
  15. 毎日歩き続けていると、ついには筋肉痛が懐かしくなる。
  16. 健康を維持できない人は「運動は、悪くなったときにするものだ」と思っている。
  17. 運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。
  18. 「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。
  19. 歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。
  20. 直線コースだけでは面白くない。
    くねくねした道を歩こう。
  21. 歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。
  22. 歩くことは、腰痛に効く。
  23. はだしで歩くほうが、脳を刺激する。
  24. ウォーキングの苦しみが、スリムな体型に変換されていくイメージをしながら歩く。
  25. 適切な歩幅の計算方法。
  26. 水分補給のため水の入ったペットボトルを持ち歩く。
    すると、意外な効用がもう1つ生まれる。
  27. 夜のウォーキングには、朝や昼にはないメリットがある。
    ただし、デメリットにも注意せよ。
  28. 双眼鏡があれば、単なる散歩がバードウォッチングになる。
  29. 大股で歩くと、普段使っていない筋肉が鍛えられる。
  30. 疲れてきたら、元気に歩いている人を見て、もう一度奮い起こす。

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