執筆者:水口貴博

脳を刺激する30の歩き方

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「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。

「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。 | 脳を刺激する30の歩き方

忙しい人は、歩いているとき、道端にある花を見ることはありません。

そんな余裕はないからです。

どんなに美しい花があっても、気づけないのでは、ないも同然です。

花ばかりではありません。

おそらくそういう忙しい人は、身近にあるはずの数多くの幸せに気づかないまま、急ぎ足で通りすぎているに違いありません。

本当はあるのに「気づきにくい」もしくは「ない」と思っています。

おいしい食事、愛する人との時間、五体満足などです。

忙しいと、どうなるでしょうか。

おいしい食事を味わう時間がなくなり、愛する人とは愛を語り合う時間がなくなり、自由に体が動く幸せには気づけません。

当然、散歩なんて、時間があるときにしようと思います。

年配者がすることだと思う。

その考え方が、すでに余裕がないことを物語っています。

忙しいときこそ、散歩をします。

心の余裕を作るためです。

散歩は、心の治療です。

忙しくしている人に余裕の時間を与え、忘れかけていたことに気づかせる治療です。

自分は「今、忙しい」と思ったら、のんびり散歩をしてみましょう。

アクセルばかりを踏み続けようとする自分に、わざとブレーキをかけます。

歩いているとき、緑を眺める余裕ができます。

「美しいな」と、忘れかけていた感情がよみがえるのです。

脳を刺激する歩き方(8)
  • 忙しい人ほど、時間を作って散歩を心がける。
姿勢が悪いから疲れやすい。
疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。

脳を刺激する30の歩き方

  1. じっと立っているだけでも、カロリーを消費する。
  2. 耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。
  3. 歩き方がきれいな人はいつも元気。
    自分の足音のリズムに乗っているから。
  4. 「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイント。
  5. 空気は、おいしい食べ物だと意識しながら歩く。
  6. テーマを決めて歩くと、カラーバス効果が起こる。
  7. ひらめいたアイデアを、記録するだけでなく、実行しやすくする工夫。
  8. 「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。
  9. 姿勢が悪いから疲れやすい。
    疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。
  10. 歩くスピードに「緩急」という変化をつけて歩いてみる。
  11. 人間の価値観は、歩数計1つで簡単に変えられる。
  12. カメラを持って歩くと、散歩がもっと楽しくなる。
  13. 後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。
  14. ラジオを聞きながら歩くと、調子が出る。
  15. 毎日歩き続けていると、ついには筋肉痛が懐かしくなる。
  16. 健康を維持できない人は「運動は、悪くなったときにするものだ」と思っている。
  17. 運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。
  18. 「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。
  19. 歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。
  20. 直線コースだけでは面白くない。
    くねくねした道を歩こう。
  21. 歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。
  22. 歩くことは、腰痛に効く。
  23. はだしで歩くほうが、脳を刺激する。
  24. ウォーキングの苦しみが、スリムな体型に変換されていくイメージをしながら歩く。
  25. 適切な歩幅の計算方法。
  26. 水分補給のため水の入ったペットボトルを持ち歩く。
    すると、意外な効用がもう1つ生まれる。
  27. 夜のウォーキングには、朝や昼にはないメリットがある。
    ただし、デメリットにも注意せよ。
  28. 双眼鏡があれば、単なる散歩がバードウォッチングになる。
  29. 大股で歩くと、普段使っていない筋肉が鍛えられる。
  30. 疲れてきたら、元気に歩いている人を見て、もう一度奮い起こす。

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