執筆者:水口貴博

脳を刺激する30の歩き方

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ひらめいたアイデアを、記録するだけでなく、実行しやすくする工夫。

ひらめいたアイデアを、記録するだけでなく、実行しやすくする工夫。 | 脳を刺激する30の歩き方

テーマを決めて歩いているとき、ぱっとひらめくことがあります。

「子育て」についてのテーマで歩いていると、子どもたちがいつもより目立つようになります。

歩いていると、たくさんの生活のさまざまな風景を目にできるので、なおさら発想が浮かびやすい。

公園を歩いていると、子どもの面倒を見ている親を発見する。

そのとき「おや。この育て方はいいな。ぜひ自分の子どもにも同じことをしよう」と思うことがあります。

「子育て」に対するテーマを持っているからこそ、そういうところに目が向き「気づき」を得ることができます。

しかし、このとき「思うだけ」ではよくありません。

そのときに思っても、家に帰れるころには、忘れていたり気持ちが冷めていたりします。

思ったときに、さっと紙にペンで書きます。

メモを残すだけではありません。

気持ちも残すためです。

紙に書くと消えません。

書けば紙に残り続けるので、頭の中にまた余白を作れます。

すると次の発想が浮かびやすくなり、思い浮かべばまたメモをします。

書いたメモは、帰ってから冷蔵庫など、目につく場所に貼りつけます。

毎日目にする場所があれば、そこにメモをまるごと、貼りつけます。

一瞬のひらめきを大切にするだけでなく、実行にも移しやすくなります。

目に飛び込んできた文字を見て「そういえば、そんなことを考えていたなあ」と思い、気持ちや行動力がよみがえるのです。

脳を刺激する歩き方(7)
  • 用事がなくても、紙とペンを持参して、家に帰ったら目につく場所に貼りつける。
「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。

脳を刺激する30の歩き方

  1. じっと立っているだけでも、カロリーを消費する。
  2. 耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。
  3. 歩き方がきれいな人はいつも元気。
    自分の足音のリズムに乗っているから。
  4. 「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイント。
  5. 空気は、おいしい食べ物だと意識しながら歩く。
  6. テーマを決めて歩くと、カラーバス効果が起こる。
  7. ひらめいたアイデアを、記録するだけでなく、実行しやすくする工夫。
  8. 「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。
  9. 姿勢が悪いから疲れやすい。
    疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。
  10. 歩くスピードに「緩急」という変化をつけて歩いてみる。
  11. 人間の価値観は、歩数計1つで簡単に変えられる。
  12. カメラを持って歩くと、散歩がもっと楽しくなる。
  13. 後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。
  14. ラジオを聞きながら歩くと、調子が出る。
  15. 毎日歩き続けていると、ついには筋肉痛が懐かしくなる。
  16. 健康を維持できない人は「運動は、悪くなったときにするものだ」と思っている。
  17. 運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。
  18. 「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。
  19. 歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。
  20. 直線コースだけでは面白くない。
    くねくねした道を歩こう。
  21. 歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。
  22. 歩くことは、腰痛に効く。
  23. はだしで歩くほうが、脳を刺激する。
  24. ウォーキングの苦しみが、スリムな体型に変換されていくイメージをしながら歩く。
  25. 適切な歩幅の計算方法。
  26. 水分補給のため水の入ったペットボトルを持ち歩く。
    すると、意外な効用がもう1つ生まれる。
  27. 夜のウォーキングには、朝や昼にはないメリットがある。
    ただし、デメリットにも注意せよ。
  28. 双眼鏡があれば、単なる散歩がバードウォッチングになる。
  29. 大股で歩くと、普段使っていない筋肉が鍛えられる。
  30. 疲れてきたら、元気に歩いている人を見て、もう一度奮い起こす。

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