執筆者:水口貴博

脳を刺激する30の歩き方

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じっと立っているだけでも、カロリーを消費する。

じっと立っているだけでも、カロリーを消費する。 | 脳を刺激する30の歩き方

本屋でじっと立ち読みをしていると、足がだんだん疲れてきます。

興味深い本があると、時を忘れて、立ち読みしてしまいますね。

立ち読みをし続けて足が棒になった経験がある人も多いことでしょう。

「疲れた。足が棒になってきたぞ」

しかし、よくよく考えると不思議なことです。

足を動かしているなら、疲れるのは理解できます。

ウォーキングやジョギングをしているなら、足を激しく動かすので、足が疲れて棒になっても不思議ではありません。

しかし、じっと立ち読みをしているとき、別に足を動かしているわけでもありません。

ただじっと立っているだけです。

なぜ立っているだけでも疲れてしまうのでしょうか。

実は立っているだけでも、足の筋肉は使われています。

足の筋肉だけではありません。

じっと立つ姿勢を維持しようと、つま先・アキレスけん・太もも周辺など、下半身の大半に大きな力が入っています。

ちなみに頭は、5キロほどの重さがあります。

ボウリングの球くらいの重さを、首の骨で支えているというイメージです。

そのうえ、バッグなどを手に持っているなら、腕や肩にも重さが乗りかかります。

長時間じっと立ち続けているだけでも、体全身の筋肉を使っていて、疲れてしまいます。

歩いているほうが、多くのカロリーを消費できますが、本屋でじっと立ち読みしているだけでも、カロリーを消費しています。

ちなみに体重60キロの人が1時間ほど立ち続ければ、120キロカロリーも消費されます。

無視できない量なのです。

脳を刺激する歩き方(1)
  • じっと立っているだけでも、筋肉が使われ、カロリー消費されていることに気づく。
耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。

脳を刺激する30の歩き方

  1. じっと立っているだけでも、カロリーを消費する。
  2. 耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。
  3. 歩き方がきれいな人はいつも元気。
    自分の足音のリズムに乗っているから。
  4. 「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイント。
  5. 空気は、おいしい食べ物だと意識しながら歩く。
  6. テーマを決めて歩くと、カラーバス効果が起こる。
  7. ひらめいたアイデアを、記録するだけでなく、実行しやすくする工夫。
  8. 「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。
  9. 姿勢が悪いから疲れやすい。
    疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。
  10. 歩くスピードに「緩急」という変化をつけて歩いてみる。
  11. 人間の価値観は、歩数計1つで簡単に変えられる。
  12. カメラを持って歩くと、散歩がもっと楽しくなる。
  13. 後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。
  14. ラジオを聞きながら歩くと、調子が出る。
  15. 毎日歩き続けていると、ついには筋肉痛が懐かしくなる。
  16. 健康を維持できない人は「運動は、悪くなったときにするものだ」と思っている。
  17. 運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。
  18. 「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。
  19. 歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。
  20. 直線コースだけでは面白くない。
    くねくねした道を歩こう。
  21. 歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。
  22. 歩くことは、腰痛に効く。
  23. はだしで歩くほうが、脳を刺激する。
  24. ウォーキングの苦しみが、スリムな体型に変換されていくイメージをしながら歩く。
  25. 適切な歩幅の計算方法。
  26. 水分補給のため水の入ったペットボトルを持ち歩く。
    すると、意外な効用がもう1つ生まれる。
  27. 夜のウォーキングには、朝や昼にはないメリットがある。
    ただし、デメリットにも注意せよ。
  28. 双眼鏡があれば、単なる散歩がバードウォッチングになる。
  29. 大股で歩くと、普段使っていない筋肉が鍛えられる。
  30. 疲れてきたら、元気に歩いている人を見て、もう一度奮い起こす。

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