多少、トラブルや悩みがあったりするほうが、生き方を改めるきっかけになります。
当たり前の重要性を、痛切に感じる機会になるでしょう。
トラブルや悩みは、気づきを促します。
ウォーキングで歩くときも、直線コースほど歩きやすい道はありません。
まっすぐ前に進むだけでいい。
難しいことを考えることはありません。
しかし、考えなくなることで、別の弊害が出ることもあります。
ぼうっとしてきます。
高速道路を車で走っていると、眠くなるときがあります。
それは、コースが単調すぎるからです。
すごい速さで走っているにもかかわらず、眠くなるのは不思議です。
直線コースは走りやすいですが、景色が単調すぎて、刺激が乏しいです。
直線コースで同じ景色が淡々と続くのは、思ったより苦痛です。
また、考えているほど面白くもない。
むしろ直線コースが、一番つまらないのかもしれません。
同じことを繰り返していると、刺激が乏しくなり、脳がぼうっとしてくる。
脳の刺激のためには「早いか遅いか」が重要ではありません。
「変化があるかどうか」です。
ウォーキングで歩きやすい道といえば、やはり直線コースを思い浮かべます。
たしかに直線コースは歩きやすいですが、そればかりでは刺激が乏しい。
そこであえて、くねくねした道を歩いてみます。
わざと曲がり角を曲がりながら歩く。
景色ががらりと頻繁に変わるため、脳は驚きます。
変化は、脳には嬉しい刺激です。
歩くスピードは少し遅くなるかもしれませんが、さまざまな景色が次々と移り変わるので脳にとっていい刺激になるのです。