執筆者:水口貴博

脳を刺激する30の歩き方

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直線コースだけでは面白くない。くねくねした道を歩こう。

直線コースだけでは面白くない。くねくねした道を歩こう。 | 脳を刺激する30の歩き方

多少、トラブルや悩みがあったりするほうが、生き方を改めるきっかけになります。

当たり前の重要性を、痛切に感じる機会になるでしょう。

トラブルや悩みは、気づきを促します。

ウォーキングで歩くときも、直線コースほど歩きやすい道はありません。

まっすぐ前に進むだけでいい。

難しいことを考えることはありません。

しかし、考えなくなることで、別の弊害が出ることもあります。

ぼうっとしてきます。

高速道路を車で走っていると、眠くなるときがあります。

それは、コースが単調すぎるからです。

すごい速さで走っているにもかかわらず、眠くなるのは不思議です。

直線コースは走りやすいですが、景色が単調すぎて、刺激が乏しいです。

直線コースで同じ景色が淡々と続くのは、思ったより苦痛です。

また、考えているほど面白くもない。

むしろ直線コースが、一番つまらないのかもしれません。

同じことを繰り返していると、刺激が乏しくなり、脳がぼうっとしてくる。

脳の刺激のためには「早いか遅いか」が重要ではありません。

「変化があるかどうか」です。

ウォーキングで歩きやすい道といえば、やはり直線コースを思い浮かべます。

たしかに直線コースは歩きやすいですが、そればかりでは刺激が乏しい。

そこであえて、くねくねした道を歩いてみます。

わざと曲がり角を曲がりながら歩く。

景色ががらりと頻繁に変わるため、脳は驚きます。

変化は、脳には嬉しい刺激です。

歩くスピードは少し遅くなるかもしれませんが、さまざまな景色が次々と移り変わるので脳にとっていい刺激になるのです。

脳を刺激する歩き方(20)
  • 直線コースばかりではなく、たまにはくねくねした道を歩く。
歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。

脳を刺激する30の歩き方

  1. じっと立っているだけでも、カロリーを消費する。
  2. 耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。
  3. 歩き方がきれいな人はいつも元気。
    自分の足音のリズムに乗っているから。
  4. 「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイント。
  5. 空気は、おいしい食べ物だと意識しながら歩く。
  6. テーマを決めて歩くと、カラーバス効果が起こる。
  7. ひらめいたアイデアを、記録するだけでなく、実行しやすくする工夫。
  8. 「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。
  9. 姿勢が悪いから疲れやすい。
    疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。
  10. 歩くスピードに「緩急」という変化をつけて歩いてみる。
  11. 人間の価値観は、歩数計1つで簡単に変えられる。
  12. カメラを持って歩くと、散歩がもっと楽しくなる。
  13. 後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。
  14. ラジオを聞きながら歩くと、調子が出る。
  15. 毎日歩き続けていると、ついには筋肉痛が懐かしくなる。
  16. 健康を維持できない人は「運動は、悪くなったときにするものだ」と思っている。
  17. 運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。
  18. 「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。
  19. 歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。
  20. 直線コースだけでは面白くない。
    くねくねした道を歩こう。
  21. 歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。
  22. 歩くことは、腰痛に効く。
  23. はだしで歩くほうが、脳を刺激する。
  24. ウォーキングの苦しみが、スリムな体型に変換されていくイメージをしながら歩く。
  25. 適切な歩幅の計算方法。
  26. 水分補給のため水の入ったペットボトルを持ち歩く。
    すると、意外な効用がもう1つ生まれる。
  27. 夜のウォーキングには、朝や昼にはないメリットがある。
    ただし、デメリットにも注意せよ。
  28. 双眼鏡があれば、単なる散歩がバードウォッチングになる。
  29. 大股で歩くと、普段使っていない筋肉が鍛えられる。
  30. 疲れてきたら、元気に歩いている人を見て、もう一度奮い起こす。

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