人目がなく、地面が安全なところに限りますが「はだしで歩く」というのは健康のためになるというのをご存じですか。
皮膚は体全体を覆っていますが、主に受ける刺激は、手と足からが大半を占めています。
日常生活を送っていると、持ったり歩いたりするため、手足が中心になります。
歩くことは下半身の多くの筋肉を動かすため、脳にとっても刺激を受けやすい。
しかし、肝心の足ですが、足から受けられるであろう刺激を、自ら制限してしまっている場合があります。
靴下や靴を履いています。
大地を感じるために、靴や靴下を履いているのでは、刺激が遮断されます。
さて、ここが難しいところです。
脳の健康のためには、はだしで歩くのが一番です。
「おいおい。さすがに外をはだしで歩くのは危ないだろう」
そう来ると思いました。
たしかに外をはだしで歩くと、鋭いものが落ちていて、足にけがをする危険があります。
そこでいいアイデアがあります。
「外」がダメなら「家の中」ではどうでしょうか。
ほとんどの人は、家の中でも靴下を履いたり、スリッパを履いたりしているのではないでしょうか。
靴下やスリッパは、清潔感を保つのに必要ではありますが、あえて家の中では履かないようにします。
たとえ、家の中が多少汚れていたとしても、掃除の習慣があれば、足の裏の汚れは小さいはずです。
外と比べれば、家の中に鋭いものが足元に落ちていることはありません。
あったとしても、片付ければいいだけの話です。
家の中くらいは、完全に「はだし」になります。
すると、1日の歩いて生活するうちの何割かは「はだしで歩く習慣」になります。
足の裏で、地面を感じましょう。
じゅうたんの肌触り、冷たいフローリングなどを足の裏でしっかり感じます。
それらが、脳を刺激するのです。