執筆者:水口貴博

脳を刺激する30の歩き方

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健康を維持できない人は「運動は、悪くなったときにするものだ」と思っている。

健康を維持できない人は「運動は、悪くなったときにするものだ」と思っている。 | 脳を刺激する30の歩き方

健康というのは、ほうっておけば維持できるものではありません。

運動不足のうえ、暴飲暴食などを繰り返す生活では、すぐ健康は崩れます。

若いうちは大丈夫と言います。

しかし、若いときは崩れるまでにしばらく時間がかかるだけです。

年を取っても、運動不足に暴飲暴食が続いていると、いずれ健康を崩してしまいます。

「今は問題ないから、運動をしなくても、もうしばらくは大丈夫だろう」

そう思っている人は、要注意です。

体の筋力が衰えてから間に合う場合もありますが、そういう考え方は少し違います。

「運動は特別なもの」という認識がある証拠です。

健康を崩しかけたとき、運動を始めれば良いと思っている。

体調が悪くなって、改善のために始めるものだと思っている。

「問題ないときは運動をサボればいい。体力や筋力が低下してから、やろう」という考えがあります。

しかし、それでは、健康面が不安定になります。

体調が悪いときは運動をしない。

体調が悪くなったから、運動をし始める。

運動をしているうちに体調がよくなると、また運動をやめる。

すると、また体調が悪くなる。

運動は体調が悪くなってからすることだという認識があると、体調のリズムは不安定な波を繰り返すことになります。

明日のあなたの健康と決めるのは、明日ではなく今日の運動です。

今日運動した結果が、明日わかります。

時間差があります。

健康を維持したければ、毎日の運動を当たり前の習慣として定着させる必要があります。

毎日運動するからこそ、日々の健康状態が安定するのです。

脳を刺激する歩き方(16)
  • 運動は体調が悪くなってからすることだ、という認識を改める。
運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。

脳を刺激する30の歩き方

  1. じっと立っているだけでも、カロリーを消費する。
  2. 耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。
  3. 歩き方がきれいな人はいつも元気。
    自分の足音のリズムに乗っているから。
  4. 「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイント。
  5. 空気は、おいしい食べ物だと意識しながら歩く。
  6. テーマを決めて歩くと、カラーバス効果が起こる。
  7. ひらめいたアイデアを、記録するだけでなく、実行しやすくする工夫。
  8. 「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。
  9. 姿勢が悪いから疲れやすい。
    疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。
  10. 歩くスピードに「緩急」という変化をつけて歩いてみる。
  11. 人間の価値観は、歩数計1つで簡単に変えられる。
  12. カメラを持って歩くと、散歩がもっと楽しくなる。
  13. 後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。
  14. ラジオを聞きながら歩くと、調子が出る。
  15. 毎日歩き続けていると、ついには筋肉痛が懐かしくなる。
  16. 健康を維持できない人は「運動は、悪くなったときにするものだ」と思っている。
  17. 運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。
  18. 「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。
  19. 歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。
  20. 直線コースだけでは面白くない。
    くねくねした道を歩こう。
  21. 歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。
  22. 歩くことは、腰痛に効く。
  23. はだしで歩くほうが、脳を刺激する。
  24. ウォーキングの苦しみが、スリムな体型に変換されていくイメージをしながら歩く。
  25. 適切な歩幅の計算方法。
  26. 水分補給のため水の入ったペットボトルを持ち歩く。
    すると、意外な効用がもう1つ生まれる。
  27. 夜のウォーキングには、朝や昼にはないメリットがある。
    ただし、デメリットにも注意せよ。
  28. 双眼鏡があれば、単なる散歩がバードウォッチングになる。
  29. 大股で歩くと、普段使っていない筋肉が鍛えられる。
  30. 疲れてきたら、元気に歩いている人を見て、もう一度奮い起こす。

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