あなたが着ている普段着を振り返ってみましょう。
おそらくは、数千円で買った安い服を着ていることでしょう。
安い価格の服だけあって、安い布でできていますが、その安っぽさが着ているときのほどよいリラックス感を生み出します。
これが普段着のいいところです。
しかし、1つ欠点があります。
リラックス感が強すぎて、だらだらした気持ちになってしまうことです。
安い布でできている服だからこそ、しわが寄りやすくなります。
しわがたくさん寄った服を着ると「どうにでもなれ。適当になってしまえ。汚れても破れても大丈夫」という気持ちになりませんか。
着る人の気持ちや行動にまで影響を与えますから、服は侮れません。
そこで提案です。
普段着の服を、もう一段階グレードアップさせてください。
普段着に、少しランクの高い服を着てみます。
もちろんお金はかかりますが、なにより品格のある服は心と体に変化をもたらします。
だらだらした服を着るから、心も体もだらだらになってしまいます。
しゃきっとした服を着れば、心も体もしゃきっとします。
私は冬場に、2万円のカシミヤセーターを着ることがあります。
普段着にしては高い買い物です。
2万円台のカシミヤセーターになると、素材もデザインも上等です。
高価だけあって、やはり着心地が違います。
着ていると自然と背筋も伸びていきます。
不思議なことに、なぜか外出をしたくなります。
人に話しかける勇気が湧いたり、初めての経験もしたくなったりします。
意識まで向上するからすごい。
美を保つために化粧品にお金をかけるように、若さを保つために服にお金をかけることです。
お金はかかっても若さを保つことができていると思えば、意味が感じられますね。
服に投資をすることは、若さを保つ習慣の1つなのです。