執筆者:水口貴博

脳を刺激する30の歩き方

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「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。

「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。 | 脳を刺激する30の歩き方

あらためて「散歩」という時間を作らなくても、自然と生活の中で歩くことができるなら一番です。

「そうするしかない状況を作る」ということです。

「歩く時間」を作るのもいいですが、普段生活をしているだけで歩ける状態を作るほうが、はるかに継続しやすいからです。

少し部屋の中を、振り返ってみましょう。

生活の中に、散歩をせざるを得ない状況を作るといいでしょう。

さまざまなところに意識を向けて、歩く量を増やす工夫を考えてみましょう。

たとえば、2階建ての一戸建て住宅に住んでいるなら、自分の部屋を2階に移動させるのも手です。

階段は、急な坂が特徴です。

たとえ上り下りする距離が短くても、急な坂を上がったり下ったりで、いい運動になるはずです。

自分の部屋に行くとき、階段を上り下りしなければなりませんから、毎日一定の運動を維持できます。

1階建ての住宅なら、わざとトイレから遠い部屋を自分の部屋にしてもいいでしょう。

トイレは1日に何度も行く場所です。

家の大きさにもよりますが、少しでもトイレまでの距離が遠くなれば、1日全体でそれなりの距離を歩くことになるでしょう。

年間を通してみれば、健康面にも必ずいい影響が出ます。

また、家の固定電話を「部屋の中」ではなく「廊下」に設置するのも妙案です。

電話が鳴るたびに廊下まで歩くことになります。

さすがに電話がなれば、重い腰も上げやすくなります。

どれも「面倒」と言えば、それまでです。

しかし「運動できる」と思えばいい。

そのほか、何か工夫はありませんか。

脳を刺激する歩き方(18)
  • 日常生活の中に、自然に歩けるような工夫を作る。
歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。

脳を刺激する30の歩き方

  1. じっと立っているだけでも、カロリーを消費する。
  2. 耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。
  3. 歩き方がきれいな人はいつも元気。
    自分の足音のリズムに乗っているから。
  4. 「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイント。
  5. 空気は、おいしい食べ物だと意識しながら歩く。
  6. テーマを決めて歩くと、カラーバス効果が起こる。
  7. ひらめいたアイデアを、記録するだけでなく、実行しやすくする工夫。
  8. 「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。
  9. 姿勢が悪いから疲れやすい。
    疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。
  10. 歩くスピードに「緩急」という変化をつけて歩いてみる。
  11. 人間の価値観は、歩数計1つで簡単に変えられる。
  12. カメラを持って歩くと、散歩がもっと楽しくなる。
  13. 後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。
  14. ラジオを聞きながら歩くと、調子が出る。
  15. 毎日歩き続けていると、ついには筋肉痛が懐かしくなる。
  16. 健康を維持できない人は「運動は、悪くなったときにするものだ」と思っている。
  17. 運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。
  18. 「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。
  19. 歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。
  20. 直線コースだけでは面白くない。
    くねくねした道を歩こう。
  21. 歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。
  22. 歩くことは、腰痛に効く。
  23. はだしで歩くほうが、脳を刺激する。
  24. ウォーキングの苦しみが、スリムな体型に変換されていくイメージをしながら歩く。
  25. 適切な歩幅の計算方法。
  26. 水分補給のため水の入ったペットボトルを持ち歩く。
    すると、意外な効用がもう1つ生まれる。
  27. 夜のウォーキングには、朝や昼にはないメリットがある。
    ただし、デメリットにも注意せよ。
  28. 双眼鏡があれば、単なる散歩がバードウォッチングになる。
  29. 大股で歩くと、普段使っていない筋肉が鍛えられる。
  30. 疲れてきたら、元気に歩いている人を見て、もう一度奮い起こす。

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