執筆者:水口貴博

数字のトリックを見破る30の方法

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お金持ちほど、けちである。

お金持ちほど、けちである。 | 数字のトリックを見破る30の方法

お金持ちほど、けちです。

どの世界、どの人にも共通する真理です。

けちという言葉があるからとはいえ、マイナスを想像していないでしょうか。

実は、プラスです。

「けち」とは「1つの商品から、金額以上の価値を引き出す行為」と言い換えることができます。

3万円の高級な洋服を買い、5年間使い続けます。

「まだ使える」と言って、ぼろぼろになっても、新しい洋服に手を出さず、使い続けます。

これはどういうことかというと、1つの商品から、金額以上の価値を引き出す行為をしています。

3万円はたしかに高額ですが、5年も使えば、元は取れています。

いえ、元以上の価値が取れています。

これがけちということです。

1つの商品から、金額以上の価値を引き出す習慣があれば、必ずお金持ちになります。

無駄な出費が減り、少ない金額で多くの価値を手にできるからです。

けちという言葉の響きが悪いからとはいえ、いけないことではありません。

それこそ、お金持ちになる道であり、プラスの習慣なのです。

数字のトリックを見破る方法(17)
  • 徹底的に、けちになる。
どんなに安くても、価値を感じないところにお金を使わない。

数字のトリックを見破る30の方法

  1. 数字のトリックに騙されるな。
  2. 安くなったのではない。
    初めからその価格なのだ。
  3. 4桁と3桁の違いに、騙されない。
  4. 賢い消費者は、値段を四捨五入して考える。
  5. わざと期間を書かない期間限定サービス。
  6. ポイント制に、得はない。
  7. 平凡な消費者は「値段→必要性」の順で考える。
    賢い消費者は「必要性→値段」の順で考える。
  8. 数字で考えると、ウエイターが1人しかいない理由が見えてくる。
  9. クレジットカードを使うことで、数字がわからなくなる。
  10. 「無料」という甘い言葉を信じると、損をする。
  11. 「送料は当社が負担」は、送料を商品に上乗せしているだけ。
  12. 同じ効果でも、選択によって大幅な節約ができる。
  13. 数字で考えれば、真実が見えてくる。
  14. 安くなったパーセンテージではなく、金額を見る。
  15. 実績だけを見ていると、騙される。
    どのくらいの期間での実績かを考える。
  16. 英語の結果は、仕事の結果ではない。
  17. お金持ちほど、けちである。
  18. どんなに安くても、価値を感じないところにお金を使わない。
  19. 世の中に、本当の無料メディアはない。
  20. 給料の安さが、あなたに知恵を振り絞らせる機会を与える。
  21. ウインドーに張り出されている優良物件は、客引きである。
  22. 節約のために、自炊が一番とは限らない。
  23. 購入後の維持費の計算を、忘れていませんか。
  24. 金額が大きくなると、金銭感覚が鈍くなる。
  25. 試験結果の90点は、ほぼ100点と考えていい。
  26. 「喫煙者の24時間」は「禁煙者の24時間」以下である。
  27. 金銭感覚を養うためには、1万円札1枚より、1,000円札10枚のほうがいい。
  28. 量は同じでも、単位を変えてしまうだけで、印象が変わってしまう。
  29. 人間は、切りのいい数字が好き。
  30. 言葉の表現を変えるだけで、印象が変わってしまう。

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