執筆者:水口貴博

自己管理能力を高める30の方法

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1つの問題は、1つではない。

1つの問題は、1つではない。 | 自己管理能力を高める30の方法

問題が1つあれば、実際には1つではないと考えることです。

日常では、さまざまなことが連携されているうえで成り立っています。

問題が1つあれば、ほかにも影響を与えるはずです。

管理をするうえでは、これからお話しする事実はしっかり認識しておかなければなりません。

たとえば、あなたの右手の親指がなくなったとします。

すると、これからの生活や人生は、まったく変わることでしょう。

失ったものは親指だけでも、実際は親指以外のものも、同時に失うことになります。

コップを持つときに不自由が発生します。

仕事にも勉強にも影響が出るでしょう。

指がないことにコンプレックスを持てば、右手を隠し、握手を避けるようになります。

人間関係にも影響が出るかもしれません。

1つの問題があれば「1つ」とカウントしてしまいます。

しかし、実際には、1つの問題は、すでに2つにも3つにも増え、ほかへと波及するのです。

この広がりは、時間の経過とともにどんどんと広がります。

1つ問題があれば、1つ以上に問題が波及する事実があるのです。

トラブルが発生すれば、できるかぎり早く対処することです。

1つの問題をほうっておけば、1つだけで終わらず、波及していくからです。

誰かと喧嘩をすれば、早く仲直りをすることです。

「嫌いな人が1人増えた」という話だけでは終わらなくなります。

たった1人嫌いな人がいるだけで、あなたの行動に変化が現れます。

その人のことを避けるようになる行動が、日常生活、精神状態に影響します。

目つきが変わり、表情にも変化が現れ、人に与える印象も変わるでしょう。

たった1回の喧嘩のために、生活が楽しくなくなります。

問題改善はできるだけ早く、1つの問題は、1つでは終わらないことを知っておきましょう。

自己管理能力を高める方法(24)
  • 1つの問題は、1つ以上であることに気づく。
遅すぎるくらいなら、早すぎるほうがいい。

自己管理能力を高める30の方法

  1. 「車の運転免許」の前に「心の運転免許」を取得しよう。
  2. すべて自分に問題がある。
  3. 鏡を見れば、自分の顔が見える。
    失敗を見れば、自分の心が見える。
  4. 人との衝突は、譲ることを忘れている証拠。
  5. スケジュールを書くと、やらなければいけないことが具体的にわかる。
  6. みんなの前で宣言すると、底力が湧き出てくる。
  7. 充電もしないで、携帯は動かない。
    睡眠も取らないで、人間は動かない。
  8. スケジュール変更は、前倒しが基本。
  9. 土は親であり、根っこは親子関係である。
  10. 死ぬことに比べたら、自分の抱えている問題は、すべて大したことはない。
  11. 忘れることのない生理現象に、忘れやすいことをリンクさせよう。
  12. 体調が悪くなったら、栄養ドリンクより、水を飲む。
  13. 自分にご褒美を用意して、一生懸命になってみる。
  14. 切り捨てることで、切り開ける可能性がある。
  15. 管理する力とは、愛の力である。
  16. 機械の冷たさが、時に温かい助けになることがある。
  17. 人を管理しようという行動は、自分を管理しようという行動に結びつく。
  18. 気分転換のポイントは、浮気をしないこと。
  19. 落ち込むときには、ありのまま落ち込む。
    泣くときには、しっかり泣く。
  20. 忙しいときこそ、一息入れる。
  21. 「自分は大丈夫だ」と思っている人ほど、大丈夫ではない。
  22. 人生、暇なし!
  23. 偉大なるリズムの上に、私たちは成り立っている。
  24. 1つの問題は、1つではない。
  25. 遅すぎるくらいなら、早すぎるほうがいい。
  26. 熱くないことは、熱いことに関連づけよう。
  27. 単調な作業は、小さな違いを作る工夫をしよう。
  28. 勉強は「場所」より「ハート」のほうが大切。
  29. 自分の体力を管理するために、休憩の時間を積極的に作る。
  30. 批判は、実はありがたい助言であることに気づく。

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