自己管理とは、気分転換力です。
気分転換をどれだけできるかが、自分をコントロールすることにつながっているといっても、過言ではありません。
朝のモード。
仕事モード。
勉強モード。
休憩モード。
恋愛モード。
睡眠モード。
1日のサイクルは、気分転換の連続です。
1日にたくさんのモードを切り替えて、そのたびに気分をうまく転換できていないと、次へのステップが踏みにくくなります。
仕事モードで休憩しても、心が落ち着きません。
休憩のときには休憩モードにならないといけません。
恋愛モードのときに、仕事モードでは相手に失礼です。
恋愛モードのときには、恋愛モードになっておかないといけません。
気分をうまく変える方法は、自分を管理するうえで欠かせないポイントなのです。
あなたも、そうなっていませんか。
「それはわかっている。その気分がうまく変換できないから困っているんだ」
そういうあなた、2つのことを同時にしてはいませんか。
2つのことを同時にしているから、モード同士がぶつかり合い、気分が変わりきれないのです。
1つに集中できていない状態です。
仕事モードのときに、関係のないことを考えていたり、サボっていたりすると、集中が散漫になり、仕事モードになれません。
音楽を聴きながら勉強している状態です。
2つを同時にしようとすると、どっちも中途半端になります。
浮気をしては「二兎追うものは一兎も得ず」の状態になります。
一点に集中することが大切なのです。
気分がうまく変換できないのは、2つのことを同時にしているからです。
何かほかのことを考えていませんか。
気になっていることがあるのではないですか。
集中できず、気分転換もうまくできていないのです。