執筆者:水口貴博

自己管理能力を高める30の方法

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自分の体力を管理するために、休憩の時間を積極的に作る。

自分の体力を管理するために、休憩の時間を積極的に作る。 | 自己管理能力を高める30の方法

自分の体力管理は、次の2つのパターンがあります。

  • 有酸素運動や筋トレによる、体力の増強
  • 休憩時間を積極的に取ることによる、体力の温存

体力の「増強」と「温存」は、どちらも体力管理です。

しかし、真面目な日本人は、体力管理といえば「増強」ばかりをしようとするのです。

温存は、真面目な日本人には「サボっている」という受け止め方をしてしまうことが多いからです。

お昼休みにデスクで寝ていると「やる気ないのかな」と見てしまいます。

「疲れたので、明日休ませてください」と言えば「気持ちがたるんでいる」と叱られます。

真面目な日本人は、体力管理といえばフィットネスやジムに通って、有酸素運動や筋トレをして体力を増やそうとします。

「体力をつけるためにジムへ通っています」と言えば「さすがだな、偉いなあ」と言われ、評価もされるからです。

日本人は、この言葉を聞きたいがゆえに、体力の増強を積極的にしようとします。

体力増強がいけないわけではないのですが、あまりにそればかりに偏っているために、バランスが取れていません。

体力の温存も、同じくらいに重要です。

「サボっていると思われるかな」という罪悪感があることでしょうが、疲れたときには休むのが一番です。

電池が切れてからでは遅いのです。

電池が切れるまで頑張ろうとするから、いきなりキレたり、鬱になったりします。

電池は、切れる前に充電をしておかないといけないのです。

自己管理能力を高める方法(29)
  • 体力管理は、増強と温存のバランスを取る。
批判は、実はありがたい助言であることに気づく。

自己管理能力を高める30の方法

  1. 「車の運転免許」の前に「心の運転免許」を取得しよう。
  2. すべて自分に問題がある。
  3. 鏡を見れば、自分の顔が見える。
    失敗を見れば、自分の心が見える。
  4. 人との衝突は、譲ることを忘れている証拠。
  5. スケジュールを書くと、やらなければいけないことが具体的にわかる。
  6. みんなの前で宣言すると、底力が湧き出てくる。
  7. 充電もしないで、携帯は動かない。
    睡眠も取らないで、人間は動かない。
  8. スケジュール変更は、前倒しが基本。
  9. 土は親であり、根っこは親子関係である。
  10. 死ぬことに比べたら、自分の抱えている問題は、すべて大したことはない。
  11. 忘れることのない生理現象に、忘れやすいことをリンクさせよう。
  12. 体調が悪くなったら、栄養ドリンクより、水を飲む。
  13. 自分にご褒美を用意して、一生懸命になってみる。
  14. 切り捨てることで、切り開ける可能性がある。
  15. 管理する力とは、愛の力である。
  16. 機械の冷たさが、時に温かい助けになることがある。
  17. 人を管理しようという行動は、自分を管理しようという行動に結びつく。
  18. 気分転換のポイントは、浮気をしないこと。
  19. 落ち込むときには、ありのまま落ち込む。
    泣くときには、しっかり泣く。
  20. 忙しいときこそ、一息入れる。
  21. 「自分は大丈夫だ」と思っている人ほど、大丈夫ではない。
  22. 人生、暇なし!
  23. 偉大なるリズムの上に、私たちは成り立っている。
  24. 1つの問題は、1つではない。
  25. 遅すぎるくらいなら、早すぎるほうがいい。
  26. 熱くないことは、熱いことに関連づけよう。
  27. 単調な作業は、小さな違いを作る工夫をしよう。
  28. 勉強は「場所」より「ハート」のほうが大切。
  29. 自分の体力を管理するために、休憩の時間を積極的に作る。
  30. 批判は、実はありがたい助言であることに気づく。

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