執筆者:水口貴博

自己管理能力を高める30の方法

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機械の冷たさが、時に温かい助けになることがある。

機械の冷たさが、時に温かい助けになることがある。 | 自己管理能力を高める30の方法

私は今、自分の管理に機械の力を利用させてもらっています。

もちろん自分を管理することも大切ですが、人間ですから、時には不注意があります。

忘れたり、惰性が働いたり、人間には楽なほうに行こうとする性質があります。

そのため、自分でさえ、自分をうまく管理できなくなるときがあるのです。

私は機械の力を生活のところどころに利用しています。

誰もがお世話になっているわかりやすいところでいえば、目覚まし時計です。

朝に遅刻してはいけませんから、目覚まし時計をセットして、起きる時間を設定します。

もちろんこれもれっきとした自己管理です。

自分の力で起きるわけではなく、機械に起こしてもらう方法ですが、なくては生活に困ります。

まさに機械に助けてもらっている状態です。

機械は、時と場所を選ばず容赦なく、決められたとおりの動きをします。

人が気持ちよく寝ていることは関係なく、大音量で鳴り響きます。

冷たい機械の動きですが、その動きのおかげで、自分の生活がうまく管理できているのだと思えば、温かい助けにも感じられます。

機械はたしかに冷たいですが、その動きにより、私たちは温かく助けられているのです。

パソコン、自動車、携帯電話など、それぞれ機械は冷たいですが、それを利用する人間の知恵で機械を温めることができるのです。

自己管理能力を高める方法(16)
  • 自己管理に、機械の力をうまく利用する。
人を管理しようという行動は、自分を管理しようという行動に結びつく。

自己管理能力を高める30の方法

  1. 「車の運転免許」の前に「心の運転免許」を取得しよう。
  2. すべて自分に問題がある。
  3. 鏡を見れば、自分の顔が見える。
    失敗を見れば、自分の心が見える。
  4. 人との衝突は、譲ることを忘れている証拠。
  5. スケジュールを書くと、やらなければいけないことが具体的にわかる。
  6. みんなの前で宣言すると、底力が湧き出てくる。
  7. 充電もしないで、携帯は動かない。
    睡眠も取らないで、人間は動かない。
  8. スケジュール変更は、前倒しが基本。
  9. 土は親であり、根っこは親子関係である。
  10. 死ぬことに比べたら、自分の抱えている問題は、すべて大したことはない。
  11. 忘れることのない生理現象に、忘れやすいことをリンクさせよう。
  12. 体調が悪くなったら、栄養ドリンクより、水を飲む。
  13. 自分にご褒美を用意して、一生懸命になってみる。
  14. 切り捨てることで、切り開ける可能性がある。
  15. 管理する力とは、愛の力である。
  16. 機械の冷たさが、時に温かい助けになることがある。
  17. 人を管理しようという行動は、自分を管理しようという行動に結びつく。
  18. 気分転換のポイントは、浮気をしないこと。
  19. 落ち込むときには、ありのまま落ち込む。
    泣くときには、しっかり泣く。
  20. 忙しいときこそ、一息入れる。
  21. 「自分は大丈夫だ」と思っている人ほど、大丈夫ではない。
  22. 人生、暇なし!
  23. 偉大なるリズムの上に、私たちは成り立っている。
  24. 1つの問題は、1つではない。
  25. 遅すぎるくらいなら、早すぎるほうがいい。
  26. 熱くないことは、熱いことに関連づけよう。
  27. 単調な作業は、小さな違いを作る工夫をしよう。
  28. 勉強は「場所」より「ハート」のほうが大切。
  29. 自分の体力を管理するために、休憩の時間を積極的に作る。
  30. 批判は、実はありがたい助言であることに気づく。

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