授業中、先生から褒められることがあるものです。
「上手ですね」
「いい感じですよ」
「飲み込みがいいですね」
こんな嬉しい言葉をかけられることがあるでしょう。
このとき大切なのは、褒められた後の反応です。
「そんなことないです」「全然ダメです」と、とっさに否定していないでしょうか。
先生の褒め言葉を受け流していないでしょうか。
もしそうだとしたら、もったいないことです。
習い事の場では、ネガティブ発言は厳禁です。
先生の褒め言葉を否定すると、そこで会話も気持ちもストップしてしまいます。
先生から褒められたとき、遠慮せず、素直に肯定しましょう。
たとえそれがお世辞であってもいいのです。
多少オーバーに言っていたとしてもかまいません。
褒められれば、誰でも嬉しいもの。
多少おだてに乗っているように見えたとしても、ここは明るく前向きに受け止めましょう。
せっかく褒められたのですから、素直に受け止め、やる気アップにつなげましょう。
「ありがとうございます。嬉しいです。頑張ります!」
たったこれだけの返しでも十分です。
先生にとっても、素直に褒め言葉を受け取ってくれる生徒のほうが好印象です。
「この人はきちんと受け止めてくれているね」と感じられれば、先生もさらに応援したくなります。
ますます褒められ、ますます応援されるようになるでしょう。
褒められることで「先生の期待に応えたい」という気持ちが生まれ、習い事への意欲も高まります。
「ポジティブな言葉は、ポジティブな反応を返す」
これは習い事を続けていくうえで大切な考え方です。
自分にとっても先生にとってもプラスに働きます。
先生の褒め言葉を素直に受け止める人こそ、どんどん伸びていくのです。