公開日:2025年8月15日
執筆者:水口貴博

習い事をするときに大切な30のこと

12

習い事には、3つの汗がある。集中の汗、緊張の汗、失敗の汗。

習い事には、3つの汗がある。集中の汗、緊張の汗、失敗の汗。 | 習い事をするときに大切な30のこと

汗をかかない習い事はありません。

どんな習い事でも、必死になれば、汗をかくものです。

レッスンが終わるころには、汗をかいた自分に気づくでしょう。

ただしその汗は、いつも同じではありません。

習い事でかく汗には、大きく3つのタイプに分けられます。

「集中の汗」「緊張の汗」「失敗の汗」です。

  1. 集中の汗

1つ目は「集中の汗」です。

勉強であれば、本にかじりついて学びます。

スポーツであれば、目の前のプレイに全神経を注ぎます。

歌であれば、一音一音に魂を込め、ヨガであれば、一つ一つのポーズに意識を向けます。

習い事の内容は違っていても「集中する」という点は共通です。

集中すると、人は汗をかきます。

人は一生懸命になると、心身ともに熱くなり、自然と汗をかくのです。

額や体に汗がにじむのは、それだけしっかり集中できている証拠です。

  1. 緊張の汗

2つ目は「緊張の汗」です。

新しいことに取り組むとき、人前で発表するとき、真剣に取り組んでいるとき。

こうしたときは、誰でも心臓が高鳴り、自然と緊張の汗が出ます。

手のひらにも汗がにじみます。

どんな習い事にも緊張の瞬間があります。

その緊張を経験し、乗り越えるたびに人は成長します。

  1. 失敗の汗

3つ目の汗は「失敗の汗」です。

習い事に、失敗はつきものです。

特に新しいことや初めてのことにチャレンジするときは、失敗の回数もぐっと増えます。

思わず「どきっ」として、汗をかくことがあるでしょう。

失敗の連続になることも少なくありません。

それは悪いことではありません。

むしろ失敗の汗は、たくさんかいたほうがいいのです。

よく失敗するということは、それだけよくチャレンジしている証拠です。

失敗の汗をかいた自分を、むしろ褒めてあげましょう。

たくさん汗をかけばかくほどいい

たくさん集中の汗をかき、たくさん緊張の汗をかき、たくさん失敗の汗をかきましょう。

汗を避けるのではありません。

むしろどんどん汗をかくのです。

集中の汗・緊張の汗・失敗の汗をかくことで、習い事がどんどん上達します。

レッスンを終えてびっしょりになっていればOK。

「充実した時間を過ごせた」という証拠です。

習い事に情熱を注ぎ、3つの汗で、未来を切り開いていきましょう。

習い事をするときに大切なこと(12)
  • 集中の汗・緊張の汗・失敗の汗をかく。
先生の褒め言葉を素直に受け止める人こそ、どんどん伸びていく。

習い事をするときに大切な30のこと

  1. 早めに行くことで、準備の時間ができる。
    より熱心に教えてもらいやすくもなる。
  2. 自分に合った先生を見つけることも、大事な要素の1つ。
  3. いきなり本格的なものを購入するのは要注意。
  4. 道具は、丁寧に使いつつも、使い倒す。
  5. 「習い事ノート」のすすめ。
  6. 課題を持って取り組むと、もっと楽しくなる。
    成長の伸びも早くなる。
  7. 背筋を伸ばせば、成長も伸びる。
  8. 挨拶は大切にして、しすぎることはない。
  9. 先生の「やってみましょう」を信じてみることで、スムーズにレベルアップできる。
  10. 「下手」「苦手」は禁句にしよう。
    「やってみます」「もう少し頑張ってみます」で一歩踏み出そう。
  11. 習い事で大切なのは、早く身につけることより、着実に身につけること。
  12. 習い事には、3つの汗がある。
    集中の汗、緊張の汗、失敗の汗。
  13. 先生の褒め言葉を素直に受け止める人こそ、どんどん伸びていく。
  14. 自分より上達の早い人がいても、気にしない。
    後から入った人に追い抜かれても、落ち込まない。
  15. やる気につながるアイテムなら、お金をかけて良し。
  16. どんどん質問をする人は、どんどん成長する。
  17. 教室にある時計は、見ても見すぎるな。
  18. 自己投資をしないと、現状維持すら危うい。
    自己投資をするから、現状維持ができる。
  19. 本気になることが、授業の質を高めることにもつながる。
  20. なぜ先生の教え方に偏りがあると感じてしまうのか。
  21. 学ぶのは先生からだけでない。
    先輩からも学べることはある。
  22. 習い事では「全力」に要注意。
  23. 雨だからといって、安易に習い事を休まない。
  24. 「レベルアップは階段状に起こるもの」とわかっていれば、停滞があっても怖くない。
  25. ふわっとした気持ちで通う格安スクールより、真剣な気持ちで通う高額スクール。
  26. 「合わない」と思ったら、すぐ辞めてもいい。
  27. うまくいかなかった悔しさを、無駄にしてはいけない。
  28. 授業で習ったことは、きちんと復習しよう。
    勝負は24時間以内。
  29. 習い事を辞めたいと思ったときは、なぜ辞めたいのか自問する。
  30. 習い事とは「人」である。

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