公開日:2025年8月15日
執筆者:水口貴博

習い事をするときに大切な30のこと

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道具は、丁寧に使いつつも、使い倒す。

道具は、丁寧に使いつつも、使い倒す。 | 習い事をするときに大切な30のこと

道具を使う習い事があります。

習い事によっては、いくつもの道具が必要になることもあるでしょう。

道具はあくまで消耗品です。

絶対壊れない道具はありません。

道具は、使えば使うほど、汚れるし、傷も付くし、壊れやすくもなります。

そうしたことから「道具を使いすぎると経年劣化が早くなる」と心配する人もいるかもしれません。

しかし道具は使ってなんぼです。

たしかに丁寧に使うことは大切ですが、高級調度品に触るような控えめな使い方は不要です。

控えめな使い方をしていると、上達するものも上達しないのです。

どれだけ丁寧な使い方をしても、汚れるときは汚れます。

傷がつくときはつきます。

道具は消耗品なので、いつか壊れる日もやってくるのです。

習い事における大事な心得があります。

「道具は、丁寧に使いつつも、使い倒す」です。

道具は丁寧に使います。

丁寧に使いますが、だからといって消極的にならず、積極的に使って使い倒すのです。

自分の体の一部のように使い倒しましょう。

しっかり使ってこそ積極的になれるし、上達も早くなります。

辞書や参考書を使うなら、ぼろぼろになるまで使い倒してください。

ユニホームがあるなら、ユニホームがぼろぼろになるまで使い倒しましょう。

筆を使うなら、筆の毛がぼろぼろになるまで使い倒してください。

ラケットを使うなら、ラケットが壊れるくらい使い倒してください。

サッカーボールを使うなら、サッカーボールに穴が空くぐらい使い倒すのです。

使った後、きちんと手入れをすれば、汚れは落ちます。

傷がついても、修理やメンテナンスをすることで、きれいにできます。

仮に壊れたとしたら、また新しいものを買えばいいのです。

「その道具の寿命が終わった」「天寿を全うした」と思えばいいこと。

生き物に寿命があるように、道具にも寿命があります。

そういうとき道具は「いっぱい使ってくれてありがとう」と喜んでいます。

一般的な道具なら、骨董品こっとうひんとは違い、世界にいくらでも売っています。

壊れるくらいまで使い切ったということは、すでに相当の実力が付いているでしょう。

ある程度成長できれば、道具のグレードを上げたほうがいいこともあります。

考えようによっては、よりグレードの高い道具を購入する良い機会でもあるのです。

習い事をするときに大切なこと(4)
  • 道具は、丁寧に使いつつも、使い倒す。
「習い事ノート」のすすめ。

習い事をするときに大切な30のこと

  1. 早めに行くことで、準備の時間ができる。
    より熱心に教えてもらいやすくもなる。
  2. 自分に合った先生を見つけることも、大事な要素の1つ。
  3. いきなり本格的なものを購入するのは要注意。
  4. 道具は、丁寧に使いつつも、使い倒す。
  5. 「習い事ノート」のすすめ。
  6. 課題を持って取り組むと、もっと楽しくなる。
    成長の伸びも早くなる。
  7. 背筋を伸ばせば、成長も伸びる。
  8. 挨拶は大切にして、しすぎることはない。
  9. 先生の「やってみましょう」を信じてみることで、スムーズにレベルアップできる。
  10. 「下手」「苦手」は禁句にしよう。
    「やってみます」「もう少し頑張ってみます」で一歩踏み出そう。
  11. 習い事で大切なのは、早く身につけることより、着実に身につけること。
  12. 習い事には、3つの汗がある。
    集中の汗、緊張の汗、失敗の汗。
  13. 先生の褒め言葉を素直に受け止める人こそ、どんどん伸びていく。
  14. 自分より上達の早い人がいても、気にしない。
    後から入った人に追い抜かれても、落ち込まない。
  15. やる気につながるアイテムなら、お金をかけて良し。
  16. どんどん質問をする人は、どんどん成長する。
  17. 教室にある時計は、見ても見すぎるな。
  18. 自己投資をしないと、現状維持すら危うい。
    自己投資をするから、現状維持ができる。
  19. 本気になることが、授業の質を高めることにもつながる。
  20. なぜ先生の教え方に偏りがあると感じてしまうのか。
  21. 学ぶのは先生からだけでない。
    先輩からも学べることはある。
  22. 習い事では「全力」に要注意。
  23. 雨だからといって、安易に習い事を休まない。
  24. 「レベルアップは階段状に起こるもの」とわかっていれば、停滞があっても怖くない。
  25. ふわっとした気持ちで通う格安スクールより、真剣な気持ちで通う高額スクール。
  26. 「合わない」と思ったら、すぐ辞めてもいい。
  27. うまくいかなかった悔しさを、無駄にしてはいけない。
  28. 授業で習ったことは、きちんと復習しよう。
    勝負は24時間以内。
  29. 習い事を辞めたいと思ったときは、なぜ辞めたいのか自問する。
  30. 習い事とは「人」である。

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