毎回同じことの繰り返しだけでは面白くありません。
いくら習い事とはいえ、淡々と同じことを繰り返していると単調になり、飽きやすくなるものです。
そこでおすすめしたいのが「課題作り」です。
習い事のなかで「ここが弱い」「ここを改善したい」と思う点はないでしょうか。
強化したいこと、気をつけたいこと、新しく取り組みたいことなど、どんなことでもかまいません。
心当たりがあれば、チャンスです。
それを課題として取り上げ、意識しながら習い事に取り組むのです。
たとえば、英会話の場合、語彙力が弱くて、うまく気持ちを伝えられないことがあるかもしれません。
そんなときは「語彙力の強化」という課題を作って取り組みます。
自分に合った英単語帳を用意して、集中的に覚える時間を設けましょう。
スポーツに取り組んでいるとき、苦手な動きや弱点が見つかることがあるでしょう。
そんなときは「弱点の補強」という課題を作って取り組みます。
補強期間を設けて、重点的に取り組むのも有効です。
筋トレに取り組んでいるとき、だんだん疲れてフォームが崩れることがあるでしょう。
そんなときは「疲れていても正しいフォームを意識する」という課題を作って取り組みます。
動画で自分のフォームを撮って確認してみると、改善点が明確になります。
今の自分を振り返り、弱いところや改善したいところを見つけ、課題として取り組んでみてください。
先生に言われたからやるのではなく、自分から課題を作ることが大切です。
課題を持って取り組むことで、それが1つの目標となります。
習い事への集中力も高まるだけでなく、やる気やモチベーションも上がるのです。
課題とは、言い換えると「伸びしろ」です。
課題を向き合い、きちんとクリアできれば、それだけ大きな成長を手に入れられます。
課題を持って取り組むことで、習い事がより楽しくなり、成長のスピードも加速するのです。