執筆者:水口貴博

心に響く30の言葉

25

屈辱は、恥で終わるものではなく、バネにして晴らすもの。

屈辱は、恥で終わるものではなく、バネにして晴らすもの。 | 心に響く30の言葉

屈辱とは何か。

屈辱とは、屈服させられて、恥ずかしい思いをさせられることをいいます。

日常では、屈辱を味わうことがあります。

  • 試験の成績を争った結果、最下位という屈辱を味わう
  • 先輩という立場にもかかわらず、年下の後輩に抜かれ、屈辱を味わう
  • 応援されていた試合にもかかわらず、屈辱的な敗北を喫する

屈辱を味わったときは、面目を失います。

悔しくて、情けない。

苦痛であり、不名誉であり、最高に恥ずかしい場面でしょう。

しかし、ここは大切な場面です。

大切なのは、屈辱を味わった後の行動です。

屈辱を味わって「悔しい」「恥ずかしい」「情けない」で終わらせないことです。

屈辱は、恥で終わるものではありません。

屈辱は、バネにして晴らすものです。

屈辱を味わったら、心の底から熱い感情が湧いてくるでしょう。

怒り、焦り、嫉妬、悔しさ、悲しさ。

味わった屈辱が強ければ強いほど、強いパワーが湧いてくるはずです。

屈辱から湧いたパワーをバネにして、大きな飛躍しましょう。

合言葉は「このままで終わってたまるか。見返してやる」です。

屈辱を味わったとき、恥で終わるのではなく、バネにして晴らしに行きましょう。

「このままで終わってたまるか。見返してやる」という気持ちになれば、潜在的な底力が湧いてくるはずです。

屈辱感をバネにして飛躍できれば、近い将来、屈辱を晴らせます。

たとえば、試験の成績で最下位という屈辱を味わったなら、その悔しさを反動にしてください。

今まで以上に勉強して、学力を高めます。

わからない問題があるなら、友人や先生に聞いて、解けるようにします。

屈辱をバネにすれば、すさまじい集中力で勉強に打ち込めるでしょう。

成績が最下位から最上位へと逆転できれば、周りの人たちを驚かせ、屈辱を晴らせます。

職場で年下の後輩に抜かれて屈辱を味わったなら、さらに仕事に燃えましょう。

見栄もプライドも捨て、仕事のできる人からアドバイスをもらいます。

自分の悪いところは素直に反省して、悪いところはきちんと改善します。

必死で仕事に打ち込み、大きな実績を積んでいけば、評価も上がります。

上司に認められポジションが上がれば、再び後輩を追い抜け、屈辱を晴らせます。

応援されていた試合で、屈辱的な敗北を喫したときも同じです。

くよくよして終わるのではなく、屈辱を晴らすために再び立ち上がり、練習に励みます。

屈辱をバネにすれば、いっそう熱心にトレーニングができるでしょう。

しっかり実力を身につければ、次の試合では、前回の屈辱を晴らせるはずです。

屈辱は、恥で終わるものではなく、バネにして晴らすものです。

屈辱を晴らすことができれば、屈辱を味わった出来事が、人生のターニングポイントになります。

心に響く言葉(25)
  • 屈辱は、劣等感で終わらせるのではなく、晴らしに行く。
前回の話を思い出せないのは、真剣に聞いていなかった証拠。

心に響く30の言葉

  1. いいことがあるから、いい顔をするのではない。
    いい顔をするから、いいことがある。
  2. 褒め言葉は、いきなり否定するものではなく、まず感謝するもの。
  3. 失敗が悪いわけではない。
    失敗を隠そうとするのが悪いのだ。
  4. 幸福は気づきにくい。
    不幸は気づきやすい。
  5. 完全にぼうっとするのではない。
    問題を意識しながらぼうっとする。
  6. 世の中に完全な理解はない。
    「理解は誤解の一種」と心得る。
  7. 自分の才能を開花させるには「捨てる覚悟」が必要。
  8. 第一志望を受験しなければ、合格の可能性はゼロ。
  9. おしゃれでも、元気がないと、魅力的に見えない。
    おしゃれでなくても、元気があると、魅力的に見える。
  10. 他人の魅力は、真似するものではなく、参考にするもの。
    自分の魅力は、作るものではなく、引き出すもの。
  11. 怒りを感じるのはいい。
    怒りを爆発させるのがいけない。
  12. 現在は1つしかない。
    未来は無限にある。
  13. 始めるきっかけは何でもいい。
  14. 明けない夜はない。
    やまない雨もない。
    過ぎ去らない嵐もない。
  15. 頭で考えるのは大切。
    心で感じるのはもっと大切。
  16. 当たり前の生活習慣は、簡単であっても一番大変。
  17. 車のハンドルは「遊び」があるから、安全運転できる。
    人生も「遊び」があるから、うまくいく。
  18. 友情の絆は、急にできるものではなく、育てていくもの。
  19. 友情・愛情で大切なのは、物理的な距離より精神的な距離。
  20. やりたいことをやっている人は、成果にかかわらず、かっこいい。
  21. 人生の扉を切り開く鍵は、あなたの心の中にある。
  22. 肉体は消耗品。
  23. 知識の偏りを恐れるな。
    知識は偏りがあって正常。
  24. 注意されるうちが華。
    注意されていらいらしたら、心の小さい自分を反省する。
  25. 屈辱は、恥で終わるものではなく、バネにして晴らすもの。
  26. 前回の話を思い出せないのは、真剣に聞いていなかった証拠。
  27. 普段から頭を下げておかないと、大切な場面で頭を下げにくくなる。
  28. 1日1日がチャンス。
  29. 邪念が湧いて良心を失いそうになったら、天から神様が見ている様子をイメージしよう。
  30. 心に響いた名言が、あなたの人生を変える。

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