執筆者:水口貴博

心に響く30の言葉

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褒め言葉は、いきなり否定するものではなく、まず感謝するもの。

褒め言葉は、いきなり否定するものではなく、まず感謝するもの。 | 心に響く30の言葉

褒められたとき、どんなリアクションをしていますか。

「そんなことないですよ」

「大したことないですよ」

「過大評価ですよ」

いきなり褒め言葉を否定していませんか。

たしかに謙遜は大切です。

相手の褒め言葉をすべて肯定すると、自慢しているような雰囲気が出やすくなります。

「褒め言葉を肯定するのは下品」と考える人もいるでしょう。

「どんな褒め言葉も、まず否定するのがマナー」と考える人もいるでしょう。

嬉しい褒め言葉であっても、少しでも違和感があれば、条件反射のように完全否定する人も多いでしょう。

謙遜を美徳とする人にとって「褒め言葉は否定するもの」と意識している人も多いはずです。

褒められても真に受けず、さらっと否定することで、謙遜をアピールできます。

褒められたら、まず否定するのが癖になっている人も多いのではないでしょうか。

しかし、褒め言葉をいきなり否定するのは要注意です。

いきなり否定すると、雰囲気が曇りやすい。

相手の主張や考え方を否定することにもなるため、話のテンションが下がります。

否定すると、それ以上話が続かなくなります。

「ああ、そうですか」で、終わりになるでしょう。

せっかく長所や美点を発見して伝えたのに、お世辞のような扱い方をされると、相手も残念に感じるでしょう。

謙遜のつもりで否定しても、不快感を与える原因になりかねないのです。

ここで大切なことがあります。

褒め言葉は、いきなり否定するものではありません。

褒められたら、まず素直に感謝しましょう。

「ありがとうございます」

「光栄です」

「嬉しいです」

ほとんどの場合、これだけでOKです。

まず素直に受け止め、感謝を伝えましょう。

露骨なアピールさえ避ければ、普通に感謝を伝えるだけで好印象になります。

相手の言葉を肯定することになるので、話が続いて、会話が盛り上がるでしょう。

たとえ露骨なお世辞であっても、まずきちんと感謝して受け止めたほうが会話もスムーズです。

褒め言葉に抵抗感があるなら、感謝をしてから謙遜するとスマートです。

「ありがとうございます。でも、まだまだ未熟者です」

「光栄です。でも、実際は大したことないですよ」

「嬉しいです。でも、過大評価かもしれませんね」

まず素直に感謝してから謙遜すれば、否定をしても、悪い感じはしないでしょう。

「素直」と「謙遜」の両方をアピールできるので、ますます好印象にもつながります。

褒め言葉は、いきなり否定するものではなく、まず感謝するものなのです。

心に響く言葉(2)
  • 褒められたら、まず素直に感謝する。
  • 褒め言葉に抵抗感があるなら、感謝をしてから謙遜する。
失敗が悪いわけではない。
失敗を隠そうとするのが悪いのだ。

心に響く30の言葉

  1. いいことがあるから、いい顔をするのではない。
    いい顔をするから、いいことがある。
  2. 褒め言葉は、いきなり否定するものではなく、まず感謝するもの。
  3. 失敗が悪いわけではない。
    失敗を隠そうとするのが悪いのだ。
  4. 幸福は気づきにくい。
    不幸は気づきやすい。
  5. 完全にぼうっとするのではない。
    問題を意識しながらぼうっとする。
  6. 世の中に完全な理解はない。
    「理解は誤解の一種」と心得る。
  7. 自分の才能を開花させるには「捨てる覚悟」が必要。
  8. 第一志望を受験しなければ、合格の可能性はゼロ。
  9. おしゃれでも、元気がないと、魅力的に見えない。
    おしゃれでなくても、元気があると、魅力的に見える。
  10. 他人の魅力は、真似するものではなく、参考にするもの。
    自分の魅力は、作るものではなく、引き出すもの。
  11. 怒りを感じるのはいい。
    怒りを爆発させるのがいけない。
  12. 現在は1つしかない。
    未来は無限にある。
  13. 始めるきっかけは何でもいい。
  14. 明けない夜はない。
    やまない雨もない。
    過ぎ去らない嵐もない。
  15. 頭で考えるのは大切。
    心で感じるのはもっと大切。
  16. 当たり前の生活習慣は、簡単であっても一番大変。
  17. 車のハンドルは「遊び」があるから、安全運転できる。
    人生も「遊び」があるから、うまくいく。
  18. 友情の絆は、急にできるものではなく、育てていくもの。
  19. 友情・愛情で大切なのは、物理的な距離より精神的な距離。
  20. やりたいことをやっている人は、成果にかかわらず、かっこいい。
  21. 人生の扉を切り開く鍵は、あなたの心の中にある。
  22. 肉体は消耗品。
  23. 知識の偏りを恐れるな。
    知識は偏りがあって正常。
  24. 注意されるうちが華。
    注意されていらいらしたら、心の小さい自分を反省する。
  25. 屈辱は、恥で終わるものではなく、バネにして晴らすもの。
  26. 前回の話を思い出せないのは、真剣に聞いていなかった証拠。
  27. 普段から頭を下げておかないと、大切な場面で頭を下げにくくなる。
  28. 1日1日がチャンス。
  29. 邪念が湧いて良心を失いそうになったら、天から神様が見ている様子をイメージしよう。
  30. 心に響いた名言が、あなたの人生を変える。

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