執筆者:水口貴博

心に響く30の言葉

24

注意されるうちが華。注意されていらいらしたら、心の小さい自分を反省する。

注意されるうちが華。注意されていらいらしたら、心の小さい自分を反省する。 | 心に響く30の言葉

人から注意されたとき、どんなリアクションをするか。

ここは、あなたの本性が現れる瞬間です。

日常では人から注意を受けることがあります。

学校で先生から注意を受けることがあるでしょう。

会社で上司から注意を受けることがあるでしょう。

街で知らない人から注意を受けることがあるでしょう。

注意を受けたとき、いらいらすることがあるかもしれません。

中には怒りを感じて、言い返したくなることもあるかもしれません。

しかし、いらいらしたとき、気づいてほしいことがあります。

注意を受けていらいらしたら、まず心の小さい自分を恥じてください。

自分では心が大きいつもりでも、注意されたくらいでいらいらしたなら、まだ心が小さい証拠です。

相手はあなたのために、親切心からわざわざ注意をしてくれました。

相手の親切にいらいらするのは、おかしな話です。

いつの間にかつまらない意地を張って傲慢ごうまんになっている自分を恥じることです。

たとえ相手の言い方が悪かったとしても、気にしなければいいだけです。

言い方を気にするのではなく、指摘内容だけ気にすればいい。

大切なのは、あくまで指摘内容ですから、言い方が悪くても気にしなければいいことです。

「注意されるうちが華」と思うことです。

注意されるのは「改善の見込みがある」と認められている証拠です。

「成長してほしい」「立派になってほしい」という願いや期待も込められています。

もし先生や上司から何も注意されなくなったら終わりです。

「いくら教えても意味がない」「教える価値もない」と判断されたことになります。

「人間失格」というレッテルを貼られ、見放されたのと同じことになります。

見放されることほどつらいことはありません。

期待も注目もされないのは、叱られる以上につらいことです。

愛の対義語は無関心であるように、人から注意されなくなったときこそ、本当につらい状況です。

だからこそ、注意されるうちが華です。

普通の人が言いにくいことを、その人は、勇気を出して押してくれました。

わざわざ無料で悪いところを教えてもらったのですから、感謝してもいいくらいです。

にもかかわらず、いらいらしてしまうのは、何と心が小さいのでしょう。

大人にならなければいけない瞬間です。

注意されたら素直に注意を受け入れましょう。

「失礼しました」

「すみませんでした」

「ご指摘、ありがとうございます」

素直な一言を言えばいいだけです。

子どもでも言える、簡単な一言です。

注意を素直に受け止め、改善に役立てることで、成長できます。

たとえ厳しい注意であっても、余計なことを言い返さず、快く受け入れられるようになりましょう。

厳しい注意をされたとき、感謝の気持ちが湧くようになれば、あなたの心は大きくなった証拠です。

心に響く言葉(24)
  • 注意されていらいらしたら、心の狭い自分を反省する。
屈辱は、恥で終わるものではなく、バネにして晴らすもの。

心に響く30の言葉

  1. いいことがあるから、いい顔をするのではない。
    いい顔をするから、いいことがある。
  2. 褒め言葉は、いきなり否定するものではなく、まず感謝するもの。
  3. 失敗が悪いわけではない。
    失敗を隠そうとするのが悪いのだ。
  4. 幸福は気づきにくい。
    不幸は気づきやすい。
  5. 完全にぼうっとするのではない。
    問題を意識しながらぼうっとする。
  6. 世の中に完全な理解はない。
    「理解は誤解の一種」と心得る。
  7. 自分の才能を開花させるには「捨てる覚悟」が必要。
  8. 第一志望を受験しなければ、合格の可能性はゼロ。
  9. おしゃれでも、元気がないと、魅力的に見えない。
    おしゃれでなくても、元気があると、魅力的に見える。
  10. 他人の魅力は、真似するものではなく、参考にするもの。
    自分の魅力は、作るものではなく、引き出すもの。
  11. 怒りを感じるのはいい。
    怒りを爆発させるのがいけない。
  12. 現在は1つしかない。
    未来は無限にある。
  13. 始めるきっかけは何でもいい。
  14. 明けない夜はない。
    やまない雨もない。
    過ぎ去らない嵐もない。
  15. 頭で考えるのは大切。
    心で感じるのはもっと大切。
  16. 当たり前の生活習慣は、簡単であっても一番大変。
  17. 車のハンドルは「遊び」があるから、安全運転できる。
    人生も「遊び」があるから、うまくいく。
  18. 友情の絆は、急にできるものではなく、育てていくもの。
  19. 友情・愛情で大切なのは、物理的な距離より精神的な距離。
  20. やりたいことをやっている人は、成果にかかわらず、かっこいい。
  21. 人生の扉を切り開く鍵は、あなたの心の中にある。
  22. 肉体は消耗品。
  23. 知識の偏りを恐れるな。
    知識は偏りがあって正常。
  24. 注意されるうちが華。
    注意されていらいらしたら、心の小さい自分を反省する。
  25. 屈辱は、恥で終わるものではなく、バネにして晴らすもの。
  26. 前回の話を思い出せないのは、真剣に聞いていなかった証拠。
  27. 普段から頭を下げておかないと、大切な場面で頭を下げにくくなる。
  28. 1日1日がチャンス。
  29. 邪念が湧いて良心を失いそうになったら、天から神様が見ている様子をイメージしよう。
  30. 心に響いた名言が、あなたの人生を変える。

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